特許
J-GLOBAL ID:200903024965438990

予約保留型ランダムアクセス制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-209366
公開番号(公開出願番号):特開平8-056381
出願日: 1994年08月11日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 連続して生成される信号をパケットに分割して送信する場合に、基地局がパケットを正しく受信できない場合でもパケットの送信の中断やパケットの衝突を防止する制御方法を提供することを目的とする。【構成】 基地局が移動局からのパケットを誤りなく復調した場合に当該パケット送信先移動局に対してチャネルの予約を行い、予約チャネルにおいて受信したパケットに誤りを検出した場合にチャネルの予約を解放する予約型ランダムアクセス方法において、基地局は、移動局からの一連のパケットの受信が完了したことを認識する手段を有し、一連のパケットの受信が完了していないにもかかわらず、予約チャネルにおいて予約移動局からの送信パケットに誤りを検出した場合に、当該予約移動局に対するチャネルの予約をある定められたセーフウィンドウ時間(W* )だけ保留(38)する。
請求項(抜粋):
基地局と、前記基地局が構成する無線ゾーンの中に複数の移動局が所属し、前記基地局と移動局との間で無線パケット交換通信を行う移動無線通信システムで、前記基地局と移動局との間には、移動局から基地局への上りチャネル及び基地局から移動局への下りチャネルが設定され、前記基地局は、前記上りチャネルで受信した移動局からのパケットを正常に受信したことを示す肯定応答信号と、前記上りチャネルにおいて任意の移動局からのランダムアクセスを許可することを示す空線信号を、前記下りチャネルで報知する手段を有し、前記移動局は、上り信号を複数のパケットに分割し、前記空線信号が報知されている場合にパケットを送出し、前記パケットに対し基地局から前記肯定応答信号が報知された場合には、後続するパケットを順次送出し、前記基地局は、前記上りチャネルにおいて、前記移動局からのパケットを正常に受信した場合は、前記パケットに対する前記肯定応答信号を報知すると同時に前記空線信号の報知を停止することによって、当該移動局以外からのパケットの送信を禁止するランダムアクセス制御方法において、前記基地局は、前記移動局からの一連のパケットの受信が完了したことを認識する手段を有し、前記一連のパケットの受信が完了していないにもかかわらず前記移動局からのパケットを正常受信しなくなった場合、肯定応答信号を停止すると同時に、ある定められたセーフウィンドウのスロット数に対応する時間だけ、引き続き空線信号の報知を停止して、当該移動局以外からのパケットの送信を禁止して該移動局からのパケット信号再開のためのチャネルを確保し、セーフウィンドウの時間内にパケットを正常受信したときは前記肯定応答信号の報知及び前記空線信号の報知停止により回線を保留して通信を継続し、セーフウィンドウの時間内にパケットを正常に受信しないときは、空線信号の報知により回線を解放する、ことを特徴とする、予約保留型ランダムアクセス制御方法。
IPC (3件):
H04Q 7/38 ,  H04B 7/24 ,  H04J 3/14

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