特許
J-GLOBAL ID:200903024972348106

光コネクタのロック構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-266686
公開番号(公開出願番号):特開平8-129115
出願日: 1994年10月31日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【構成】 相手側光コネクタとの嵌合状態をロックするための光コネクタのロック構造において、相手側光コネクタのロック係合部に対して摺動摩擦および弾性変移をとおしてロック係合を行なうロック片を備え、少なくとも該ロック片の部分は、ガラス繊維が5〜60%、フッ素樹脂が0.1〜30%充填されたPPS樹脂であって、所定の諸特性を有するようなPPS樹脂で形成されている。【効果】 光コネクタ間の嵌合、離脱を繰り返してもロック部の摩耗量が非常に少ないので、光ファイバ端面に摩耗粉が付着することがほとんどなく、長期間にわたって使用しても、良好な光伝達を行なうことができる。また、ロック部のへたり量が非常にすくないので、長期間にわたって良好なロック動作を行え、光コネクタ全体として寿命の長いものとすることができる。
請求項(抜粋):
相手側光コネクタとの嵌合状態をロックするための光コネクタのロック構造において、前記相手側光コネクタのロック係合部に対して摺動摩擦および弾性変移をとおしてロック係合を行なう係止腕を備えており、少なくとも該係止腕の部分は、ガラス繊維が5〜60%、フッ素樹脂が0.1〜30%充填されたPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂であって、次のような諸特性、 曲げ強度 147〜245 MPa ASTM D-790 曲げ弾性率 4.9〜9.8 GPa ASTM D-790 アイゾット衝撃強度(ノッチ付き) 49〜118 J/m ASTM D-256 アイゾット衝撃強度(ノッチ無し) 196〜588 J/m ASTM D-256 動摩擦係数 0.1〜0.3 静摩擦係数 0.1〜0.3を有するようなPPS樹脂で形成されていることを特徴とする光コネクタのロック構造。

前のページに戻る