特許
J-GLOBAL ID:200903024973909608

ラジアル玉軸受用合成樹脂製冠型保持器及びラジアル玉軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-055807
公開番号(公開出願番号):特開2003-254337
出願日: 2002年03月01日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】【課題】 小型でしかも安定した回転性能を有するラジアル玉軸受を、低コストで実現する。【解決手段】 ポケット9bを構成する各弾性片8、8の円周方向側面に位置する部分の曲率半径r1 が、上記ポケット9b内に保持する玉の転動面の曲率半径よりも僅かに大きい。一方、このポケット9bの内面の残部でリム部7の軸方向片面に位置する部分の曲率半径r2 が、上記一部の曲率半径r1 の1.1倍以上である。そして、上記内面の残部の曲率中心が、上記内面の一部の曲率中心よりも、上記リム部7から軸方向に離れた位置に存在する。この構成により、保持器6全体としての軸方向寸法の増大を抑えつつ、上記リム部7の断面積を確保する。この構成により、このリム部7を捻り変形しにくくして、上記課題を解決する。
請求項(抜粋):
円環状のリム部と、このリム部の軸方向片側面に円周方向に関して互いに間隔をあけ、軸方向に突出する状態で形成した複数の弾性片と、円周方向に隣り合う1対ずつの弾性片の互いに対向する面と上記リム部の軸方向片面でこれら両弾性片により挟まれた部分とにより囲まれた部分であって、それぞれの内面を部分球面状の凹面とした複数のポケットとを備え、合成樹脂を射出成形する事により造られるラジアル玉軸受用合成樹脂製冠型保持器に於いて、上記各ポケットのうちの少なくとも3個のポケットの内面の一部で、当該ポケットを構成する各弾性片の円周方向側面に位置する部分の曲率半径が、これら各ポケット内に保持する玉の転動面の曲率半径よりも僅かに大きく、上記当該ポケットの内面の残部で上記リム部の軸方向片面に位置する部分の曲率半径が、上記一部の曲率半径の1.1倍以上であり、上記内面の残部の曲率中心が、上記内面の一部の曲率中心よりも、上記リム部から軸方向に離れた位置に設定されている事を特徴とするラジアル玉軸受用合成樹脂製冠型保持器。
IPC (3件):
F16C 33/41 ,  F16C 19/06 ,  F16C 33/44
FI (3件):
F16C 33/41 ,  F16C 19/06 ,  F16C 33/44
Fターム (19件):
3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA52 ,  3J101AA62 ,  3J101BA25 ,  3J101BA44 ,  3J101BA50 ,  3J101CA32 ,  3J101DA14 ,  3J101EA36 ,  3J101EA63 ,  3J101EA76 ,  3J101FA15 ,  3J101FA41 ,  3J101FA44 ,  3J101FA53 ,  3J101GA24 ,  3J101GA28
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 玉軸受用保持器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-007360   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 玉軸受用保持器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-067942   出願人:中西金属工業株式会社

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