特許
J-GLOBAL ID:200903024974081298

遠心ドラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-534787
公開番号(公開出願番号):特表2000-507493
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】遠心ドラム(1)の流入室(12)は複数の通路(21)を介して導出チャンバ(10)に接続されており、この場合、供給された液体は導出チャンバ(10)に到達する途中でリブなしの環状室(24,25,26)を半径方向に貫流しなければならない。これにより貫流抵抗が生ぜしめられ、この貫流抵抗により流入室(12)の完全な充填が行われる。通路(21)が流入管(8)の近くを起点として延びるので、供給された液体は小さな直径の場所で遠心ドラム(1)の回転速度にまで加速されるようになり、これにより遠心原料に対して比較的小さな負荷しか加えられない。
請求項(抜粋):
遠心ドラムであって、分離板組と、位置固定の流入管とが設けられていて、該流入管が、当該遠心ドラムと一緒に回転する流入室に突入するように延びており、該流入室が、複数のリブを備えたプレチャンバと、リブなしの流入チャンバとを有しており、該プレチャンバとリブなしの流入チャンバとが、流入管に固定されたディスクの外径と、前記流入室の壁との間に形成される環状ギャップを介して互いに接続されており、しかも前記流入室が、導出したい液体のための導出チャンバに複数の通路を介して接続されており、該通路が、その絞り作用に基づき前記流入チャンバを完全に充填するようになっている形式のものにおいて、前記通路(21)が複数のリブ(22)によって形成されており、該リブ(22)が、半径方向内側で流入管(8)の近くにまで延びており、しかも前記リブ(22)が隔壁(23)によって流入チャンバ(15)に対して遮蔽されており、絞り作用が、導出したい液体によって半径方向に貫流される少なくとも1つのリブなしの環状室(24,25,26)によって生ぜしめられるようになっていることを特徴とする遠心ドラム。

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