特許
J-GLOBAL ID:200903024975943790

竪型ロータリ成形機における金型装着方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-324974
公開番号(公開出願番号):特開平6-143292
出願日: 1992年11月10日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 二つの金型が装着される竪型ロータリ成形機において、大型の金型を同時に且つ容易に装着することのできる方法を提供すること。【構成】 固定盤12に対して、その上方に対向配置された回転定盤16を、正規の対応位置から周方向に90°ずらせて位置せしめた状態下、該固定盤12上に、射出シリンダの配設方向とは直角な方向から、二つの金型44,44を進行方向に対して直列的に配列させて挿入する一方、各金型の上下型22,24を締結し、回転定盤16を下降させて両上型22,22を正規の位置においてロックした後、該回転定盤16を上昇させて両上下型22,24を吊下支持せしめると共に、該回転定盤16を90°旋回させて固定盤12に対する正規の対応位置とし、その後、回転定盤16を下降させて各金型の下型24,24を下盤12における正規の位置に当接させてロックし、上下型の締結を解除するようにした。
請求項(抜粋):
固定盤の上方に対向配置されて、該固定盤に対して接近/離隔駆動せしめられる可動盤における該固定盤との対向面に回転定盤を設け、該回転定盤に装着された二つの上型と該固定盤に装着された二つの下型とを同時に圧締せしめるようにする一方、前記固定盤における前記下型の配列方向両側に二つの射出シリンダを配設し、前記型締めされた各上下型によって形成された成形キャビティに、それぞれ所定の樹脂材料を充填するようにした竪型ロータリ成形機において、前記各二つの上型および下型を、前記回転定盤および前記固定盤に装着するに際し、前記回転定盤を、前記固定盤から上方に離隔して位置せしめると共に、該固定盤に対する正規の対応位置から周方向に相対的に90°旋回させて位置せしめる工程と、前記各二つの上型と下型をそれぞれ重ね合わせて、前記二つの射出シリンダの配設方向とは直角な方向から、前記固定盤上に、進行方向に対して直列的に配列させて挿入する一方、それら重ね合わされた上型と下型をそれぞれ締結する工程と、前記可動盤を前記固定盤側に接近移動せしめて、該固定盤上に挿入配置された前記二つの上型に、前記回転定盤を当接させ、それら二つの上型を該回転定盤に対して正規の位置に固定する工程と、前記可動盤を前記固定盤から離隔移動せしめて、前記回転定盤に固定された前記二つの上型およびそれら各上型に締結された前記二つの下型を、該固定盤から持ち上げて離隔せしめる工程と、かかる回転定盤を、前記固定盤に対して周方向に相対的に90°旋回させて、該固定盤に対する正規の対応位置に位置せしめる工程と、前記可動盤を前記固定盤側に接近移動せしめて、前記回転定盤に支持された二つの下型を、該固定盤に当接させ、それら二つの下型を該固定盤に対して正規の位置に固定する工程と、前記各上型と下型との締結を解除する工程とを、含むことを特徴とする竪型ロータリ成形機における金型装着方法。
IPC (5件):
B29C 33/30 ,  B29C 33/34 ,  B29C 45/06 ,  B29C 45/17 ,  B29C 45/26

前のページに戻る