特許
J-GLOBAL ID:200903024987032822

硬質被覆層がすぐれた耐欠損性を有する表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-138561
公開番号(公開出願番号):特開平9-323202
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 硬質被覆層がすぐれた耐欠損性を有する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 超硬合金基体の表面に、TiC層、TiN層、TiCN層、TiCO層、TiNO層、およびTiCNO層のうちの1種以上と、Al2 O3 層とで構成された硬質被覆層を7〜20μmの平均層厚で形成してなる切削工具の前記Al2 O3 層を、0.5〜3μmの平均層厚を有し、かつ0.01〜0.2原子%のS成分を含有するS含有Al2 O3 単位層の少なくとも1層と、0.2〜2μmの平均層厚を有し、かつ0.3〜2原子%のTiを含有するTi含有Al2 O3 単位層の少なくとも2層の交互積層からなるAl2 O3 系多重層で構成する。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層、窒酸化物層、および炭窒酸化物層のうちの1種以上と、酸化アルミニウム層とで構成された硬質被覆層を、7〜20μmの平均層厚で形成してなる表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具において、上記硬質被覆層を構成する酸化アルミニウム層を、0.5〜3μmの平均層厚を有し、かつ0.01〜0.2原子%の硫黄(S)を含有するS含有酸化アルミニウム単位層の少なくとも1層と、0.2〜2μmの平均層厚を有し、かつ0.3〜2原子%のTiを含有するTi含有酸化アルミニウム単位層の少なくとも2層の交互積層からなる酸化アルミニウム系多重層で構成し、前記酸化アルミニウム系多重層の平均層厚を1〜10μmとしたことを特徴とする硬質被覆層がすぐれた耐欠損性を有する表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具。
IPC (2件):
B23B 27/14 ,  C23C 16/30
FI (2件):
B23B 27/14 A ,  C23C 16/30

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