特許
J-GLOBAL ID:200903024997724129

油冷式圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-284130
公開番号(公開出願番号):特開2001-107865
出願日: 1999年10月05日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【課題】 圧縮機本体を停止させた後で短時間で放気を行っても,油分離回収器内の油面がその上限を越えることのない油冷式圧縮機を,装置の大型化を最小限に抑えた上で実現する。【解決手段】 油冷却器34の上流側及び下流側に,それぞれ逆止弁1と保圧弁2とを設ける。これにより,放気装置31から圧縮ガスが一気に放出されて油分離回収器25や油循環流路36内の圧力が急激に低下した場合でも,上記油冷却器34内の圧力は低下せず,保持される。従って,上記油冷却器34内の油は発泡せず,体積も増加せず,油循環流路36に流出して油分離回収器25内の油面を上昇させることはない。勿論,油冷却器34以外の油循環流路36内,及び油分離回収器25内の油は発泡するため,油分離回収器25内の油面の上昇は避けられないが,全油量の多くを占める上記油冷却器34内の油の影響を排除できることにより,油面の上昇幅は低く抑えられ,油の発泡による油面の上昇を吸収するための油分離回収器25の容積増加を最小限に抑えることができ,装置の大型化を最小限に抑えることが可能である。
請求項(抜粋):
圧縮機本体と,該圧縮機本体より吐出された圧縮ガスから油を分離する油分離回収器と,該油分離回収器で回収された油を冷却する油冷却器と,上記油分離回収器から上記油冷却器を経て上記圧縮機本体へと接続する油循環流路とを具備する油冷式圧縮機において,上記油循環流路上の上記油冷却器の上流側と下流側とに,上記油冷却器から流出する油の流量を制御する流量制御手段を設け,上記油循環流路内の減圧による上記油冷却器内の油の上記油分離回収器への流出を抑制してなることを特徴とする油冷式圧縮機。
IPC (2件):
F04B 39/02 ,  F04B 39/04
FI (2件):
F04B 39/02 W ,  F04B 39/04 G
Fターム (7件):
3H003AA06 ,  3H003AB07 ,  3H003AC01 ,  3H003BD12 ,  3H003BE08 ,  3H003BG02 ,  3H003CD05

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