特許
J-GLOBAL ID:200903024998867047

ジョイステイック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-257938
公開番号(公開出願番号):特開平8-123614
出願日: 1994年10月24日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】 操作方向のみならず操作力に応じた情報が得られると共にジョイステイックが稼動中かスタンバイ状態かを判別できるようにする。【構成】 基板2の中心に、稼動中かスタンバイかにより照光状態を変化させる発光ダイオード4を実装し、その周りに押圧力に応じて抵抗値を変化させる感圧センサ3を実装する。基板2上に重ねられた透明なベース5に一体に発光ダイオード4を覆う球状カバー5cが突設され、それにステイック6が回動自在に嵌合される。ステイック6は球面軸受6a,アーム6b,導光棒6cが透明な同一材料で一体に成形され、更に導光棒6cの周りに一体に不透明な操作部6dが成形される。不透明なカバー7が取付けられる。コイルばね8は複数のアーム6bをベース5側に押圧し、これによりステイック中心線Lをベース5と直角に保持する。コイルばね8の偏倚力に抗して操作部6dを所定の方向に傾動させ、その方向に配された感圧センサ3をアーム6bで押圧させる。
請求項(抜粋):
稼動中かスタンバイ状態かにより照光状態を変化させる発光ダイオードと、押圧力に応じて抵抗値を変化させる複数の感圧センサと、それらの感圧センサを円周に沿って等角間隔に実装し、その円周のほゞ中心位置に前記発光ダイオードを実装した配線基板と、その配線基板上に重ねて取付けられ、前記感圧センサ及び発光ダイオードを挿通させる透孔が形成され、その発光ダイオードを挿通させる透孔の周壁より一体にその発光ダイオードを覆う球状カバーが突設された、透明材料より成るベースと、前記球状カバーの外面に回動自在に嵌合された透明な球面軸受と、その球面軸受の側面より一体に等角間隔に突設され、その突端部で前記感圧センサを押圧する複数のアームと、前記球面軸受の上端より一体にステイック中心線方向に突設され、前記発光ダイオードの光を透過させる導光棒と、その導光棒の側面に嵌合された筒状の不透明な操作部とを有するステイックと、前記ベースまたは配線基板に取付けられ、前記ベースと対向するプレートを有し、そのプレートの中心孔から前記ステイックの操作部が外部に突出される不透明なカバーと、前記球面軸受の周りに巻回され、前記カバーのプレートと前記ステイックのアームとの間に挟持され、前記複数のアームを前記ベース側へ押圧して、前記ステイック中心線を前記ベースと直角に保持するコイルばねと、前記ステイックの操作部に係合して取付けられ、前記プレートの中心孔を塞ぐ板状の不透明なパットと、を具備し、前記ステイックの操作部を前記コイルばねの偏倚力に抗して所定の方向に傾動させ、その方向に配された前記感圧センサを前記アームの突端で押圧させるようにしたジョイステイック装置。

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