特許
J-GLOBAL ID:200903025002702094

X線発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 利之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-083390
公開番号(公開出願番号):特開2001-266780
出願日: 2000年03月24日
公開日(公表日): 2001年09月28日
要約:
【要約】【課題】 カーボンナノチューブを電子放出源とした電子流を利用して陰極を加熱することにより、高圧ケーブルに大電流を流さなくても済むようにする。【解決手段】 熱陰極14の背面側には間隔をおいて電子放出電極18が配置されている。電子放出電極18は、電極ベース20と、その表面に固定されたエミッタ22とからなる。エミッタ22は電子放出用の部材であって、カーボンナノチューブで作られている。熱陰極14と電子放出電極18の間には、熱陰極14の電位に対して電子放出電極18が負の電位となるように、電圧が印加される。そうすると、電子放出電極18のエミッタ22から電界放出の作用によって電子24が放出される。電子24は電界で加速されて、熱陰極14の背面に衝突する。この電子衝突により熱陰極14が加熱されて、熱陰極14から熱電子26が放出される。この熱電子26がターゲットに衝突する。
請求項(抜粋):
熱陰極と、熱陰極に対向して配置されたターゲットとを備えるX線発生装置において、次の構成を備えるX線発生装置。(a)前記熱陰極は、自己抵抗加熱をしない構造である。(b)前記熱陰極の背面側には、熱陰極から間隔をおいて、電子放出電極が配置されている。(c)前記電子放出電極のエミッタはカーボンナノチューブで構成されている。(d)前記熱陰極の電位に対して前記電子放出電極に負の電位が印加されることで電子放出電極のエミッタから電子が放出されて、この電子が熱陰極に衝突することで熱陰極が加熱される。
IPC (3件):
H01J 35/06 ,  H05G 1/00 ,  H05G 1/34
FI (3件):
H01J 35/06 B ,  H05G 1/34 Z ,  H05G 1/00 D
Fターム (4件):
4C092AA01 ,  4C092AB27 ,  4C092BD04 ,  4C092BD19

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