特許
J-GLOBAL ID:200903025007728342
負圧式倍力装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-205108
公開番号(公開出願番号):特開平10-044971
出願日: 1996年08月02日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 適切なブレーキ力の増減を連続的に調節可能な負圧式倍力装置を提供すること。【解決手段】 ハウジング2と、定圧室6、8と変圧室7、9とに分割する可動壁4、5と、パワーピストン10と、入力ロッド11と、入力部材12と、プランジャ部材18、25と、大気制御用シール弁25aと、負圧制御用シール弁10aと、コントロールバルブ23と、リアクションディスク14と、パワーピストン10の推進力を装置外に出力する出力ロッド15と、プランジャ部材18、25を出力側に吸引移動させて変圧室7、9を大気に連通させるソレノイド17とを有し、プランジャ部材18、25はソレノイド17によって吸引移動されている時、入力部材12の入力側への移動に伴って自身も入力側へ移動可能とされており、ソレノイド17が作動されることによって負圧式倍力装置が発揮する出力がソレノイド17の吸引力に応じて調節可能とされた負圧式倍力装置1。
請求項(抜粋):
内部に圧力室を形成するハウジングと、前記ハウジング内に設置され、前記圧力室を、負圧源に連通される定圧室と前記負圧源および大気に選択的に連通される変圧室とに分割する可動壁と、前記可動壁に結合されたパワーピストンと、前記パワーピストンの外端開口から前記パワーピストン外に延出してブレーキ操作によって略入出力軸方向に移動可能な入力ロッドと、前記パワーピストンの内部に略入出力軸方向に摺動可能に設置され、前記入力ロッドに連結された入力部材と、前記入力部材の移動によって軸方向に移動可能なプランジャ部材と、前記プランジャ部材に形成された大気制御用シール弁と、前記パワーピストンの内部に形成された負圧制御用シール弁と、前記大気制御用シール弁および前記負圧制御用シール弁と協動して、前記変圧室を前記負圧源および大気に選択的に連通するコントロールバルブと、前記定圧室と前記変圧室との圧力差により前記可動壁および前記パワーピストンに発生する推進力に応じた反力を前記入力部材に印加する反力手段と、前記反力手段を介して前記可動壁の移動に伴う前記パワーピストンの推進力を装置外に出力する出力手段と、電力源に接続され、電力の供給を受けることによって前記プランジャ部材を略入出力軸に沿って出力側に吸引移動させて、前記変圧室を大気に連通させるソレノイドとを有し、前記プランジャ部材は、前記ソレノイドによって吸引移動されている時、前記入力部材の入力側への移動に伴って自身も入力側へ移動可能とされており、前記ソレノイドが作動されることによって負圧式倍力装置が発揮する出力が、前記ソレノイドの吸引力に応じて調節可能とされた負圧式倍力装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B60T 13/52 Z
, B60T 13/56
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