特許
J-GLOBAL ID:200903025010065877

排出物に由来する固体含有物の処理

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-081254
公開番号(公開出願番号):特開平10-029818
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 工業的なプラントまたはプロセス、例えば古紙を脱インキするためのプラントからの排出物から得られる固体含有資材の処理方法を提供すること。このような排出物は有機物と、実質的な量の炭酸カルシウムを含み、且つカオリンまたはメタカオリンをも含み得る無機粒状物を含有する水性懸濁液からなり、また炭素粒子をも含有し得る。【解決手段】 上記のような固体含有資材に熱処理プロセスを施す工程を具備し、該熱処理は温度が600°C〜800°Cの範囲に維持されて、存在する炭酸カルシウムの50重量%を越える分解を生じることなく有機材料の燃焼を生じさせて、実質的に有機物質を含まない粒状炭酸カルシウム含有無機材料を製造することを特徴とする方法。
請求項(抜粋):
工業的なプラントまたはプロセスからの、有機物と無機粒子物質(かなりの量の炭酸カルシウムを含む)とを含む固体の水性懸濁液からなる水性排出物中に含まれ、もしくは該排出物から得られる固体含有物を処理する方法であって、該方法が、前記固体含有物に熱処理プロセスを施す工程を有するものにおいて、前記熱処理は温度が600°C〜800°Cの範囲に維持され、存在する炭酸カルシウムの50重量%を越える分解を生じることなく有機材料の燃焼を生じさせて、実質的に有機物質を含まない粒状炭酸カルシウムを含有する無機材料を製造することを特徴とする方法。
IPC (4件):
C01F 11/18 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  C09D 7/12
FI (4件):
C01F 11/18 G ,  C09D 7/12 Z ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 303 A

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