特許
J-GLOBAL ID:200903025010775165
プラスチック製中空容器のピンホール検出用電極とその使用方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
福田 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-244194
公開番号(公開出願番号):特開平6-066771
出願日: 1992年08月19日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】プラボトル等プラスチック製中空容器の成型時に発生するピンホールの検出を瞬時に行って検査時間を短縮でき、容器出入口内面に傷がつきにくく検査後容器内に金属ブラシの毛が残るようなことのないピンホール検出用電極とその使用方法を提供する。【構成】プラスチック製中空容器1の外側を囲繞して配置した外部電極2と容器壁を挾んで対向して容器内に挿入使用する内部電極3を、記憶合金により、常温では略直線状で容器内に挿入時進行する電極3を熱風等で所定温度に逐次加熱して容器縦断面の軸線片側の内面に間隙をおいて沿った所定の記憶せしめた形状に回復するごとく形成し、挿入後容器の軸線を中心に回転可能として外部電極2との間に高電圧を印加し容器壁にピンホールがあるとき発生する放電を検出するようにする。内部電極3を容器から引出す時は空冷し乍ら口部で緩めたクランプを通して引出し終端をクランプで緊定し張力を与える。
請求項(抜粋):
熱可塑性プラスチックを成型してなる容器横断面がほぼ円形の中空容器のピンホールを、高電圧放電を用いて検出するための電極であって、中空容器の外側を囲繞して配置した外部電極と容器壁を挾んで対向して容器内に挿入使用する内部電極とからなり、該内部電極を、常温で中空容器に挿入可能に容器首部を通過するごとくほぼ直線状に形成して、所定温度に加熱することにより、上記直線状が容器縦断面の軸線片側の内面に所定間隙をおいて沿った所定の記憶せしめた形状に回復するごとく記憶合金により形成するとともに、上記軸線を中心に回転可能に設けて、外部電極との間に高電圧を印加可能に形成したことを特徴とするプラスチック製中空容器のピンホール検出用電極。
IPC (2件):
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