特許
J-GLOBAL ID:200903025012523961

IL-4および/またはIL-10ならびにそれらに対する抗体の新規な用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-506437
公開番号(公開出願番号):特表平8-500362
出願日: 1993年08月18日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】多くの疾患の治療のための、IL-4および/またはIL-10、またはIL-4に対する抗体およびIL-10に対する抗体の使用のための組成物および方法が提供される。1つの態様においては、腫瘍性リンパ球によるIL-2の産生を阻害するため、またはIL-2依存性腫瘍細胞増殖を阻害するためにIL-10が使用される。他の態様においては、炎症性腸疾患を治療するためにIL-10が使用される。また別の態様においては、IFN-γのレベルを増加させるために、IL-4に対する抗体およびIL-10に対する抗体が使用される。さらにまた別の態様においては、T細胞によるサイトカイン産生のIL-10介在性阻害を増強するために、IL-4およびIL-10の組み合わせが使用される。さらにまた別の態様においては、遅延型過敏反応を阻害するために、IL-10が単独でまたはIL-4との組み合わせにおいて使用される。本発明はさらに、生理学的に受容可能な担体および、IL-4とIL-10との組み合わせもしくはIL-4に対する抗体とIL-10に対する抗体との組み合わせを含む医薬組成物を提供する。
請求項(抜粋):
次の用途:(a)IL-2依存性腫瘍細胞増殖の阻害;(b)IFN-γレベルの増加;(c)炎症性腸疾患の治療;(d)サイトカイン産生の阻害の増強;および(e)遅延型過敏反応の阻害よりなる群より選択される用途のための医薬組成物を製造する方法であって、薬学的に受容される担体と、用途(a)、(b)、(c)、(d)および(e)についてそれぞれ(i)IL-10;(ii)IL-4に対する抗体およびIL-10に対する抗体;(iii)IL-10;(iv)IL-4およびIL-10;および(v)IL-10とを混合することを含む方法。
IPC (5件):
A61K 38/00 ADU ,  A61K 38/00 ABA ,  A61K 38/00 ABE ,  A61K 38/00 ACJ ,  A61K 39/395
FI (4件):
A61K 37/02 ADU ,  A61K 37/02 ABA ,  A61K 37/02 ABE ,  A61K 37/02 ACJ

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