特許
J-GLOBAL ID:200903025015870905

パツフアー形ガス遮断器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-152900
公開番号(公開出願番号):特開平5-002950
出願日: 1991年06月25日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】 耐弧金属部と台金部を一体的に構成することで、耐弧金属と台金部との異種金属の銀ロー接続をなくし、アーク電極の品質を向上させることによって、パッファー形ガス遮断器の信頼性を高める。【構成】 固定アーク電極70は、台金部23及びその先端に取付けられる耐弧金属部24から構成される。耐弧金属部24は、耐アーク性に優れたタングステンと台金部23の金属である銅との傾斜合金から成り、この傾斜合金は台金部23に向かうほど銅の占める割合が高くなり、耐弧金属部24における台金部23との接合部分では銅が100%となり、両者は一体化する。
請求項(抜粋):
消弧性ガスを充填した容器に収納され、該容器内に固定電極部が固定され、この固定電極部に対向して、投入側及び開極側に移動することによって固定電極部と接離する可動電極部が配設され、前記固定電極部には通電用の固定フィンガーと棒状の固定アーク電極が備えられ、一方可動電極部には通電用の可動電極、中空円筒状の可動アーク電極、パッファーシリンダ、絶縁ノズル、中空円筒状の操作ロッドが一体的に取付けられ、且つ前記パッファーシリンダを摺動自在に収納するパッファーピストンが設けられ、前記固定電極部から前記可動電極部が離れて固定アーク電極と前記可動アーク電極との間隙にアークが発生する際、このアークに対して前記パッファーシリンダを前記パッファーピストン内に移動させて前記消弧性ガスを圧縮し、これにより前記絶縁ノズルを介してガス流を生じさせて、前記ガス流を前記アークに吹き付けてアークを消弧するパッファー形ガス遮断器において、前記固定アーク電極及び可動アーク電極の少なくとも一方は、金属製の台金部及びその先端部に取付けられる耐弧金属部から構成され、前記耐弧金属部は、耐アーク性に優れた金属と台金部の金属との傾斜合金から成り、該傾斜合金は前記台金部に向かうほど台金部の金属の占める割合が高くなり、前記台金部との接合部分で前記台金部と前記耐弧金属部が一体となるように構成される、ことを特徴とするパッファー形ガス遮断器。
IPC (2件):
H01H 33/04 ,  H01H 33/91

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