特許
J-GLOBAL ID:200903025020106040

メカニカルパルプの高温過酸化物による漂白

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-141134
公開番号(公開出願番号):特開2003-003388
出願日: 2002年05月16日
公開日(公表日): 2003年01月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 メカニカルパルプを過酸化水素漂白により白色度レベル向上を図る。【解決手段】 漂白メカニカルパルプを製造する方法が、一次リファイナーと二次リファイナーと組み込んだパルピング・ミルに関して開示されている。第1の工程は、セルロース系材料(たとえば木材チップ)を供給してパルプに精製することであり、このとき木材チップは初期の白色度レベルを有する。第2の工程は、パルプ・ミルのリファイニングシステムに漂白液を供給することであり、このとき前記漂白液は、0%より多い量〜100%の水酸化マグネシウム、ソーダ灰、またはこれらの組合わせ物を含んだある量のアルカリと、ある量の過酸化水素とを含む。第3の工程は、パルプを漂白液と共に約85°C〜約160°Cの範囲の温度で約2分〜約180分にわたって保持することである。
請求項(抜粋):
初期の白色度レベルを有するセルロース系材料を供給する工程;パルプに転化させるためのリファイニングシステムに前記セルロース系材料を導入する工程;前記リファイニングシステムに漂白液を供給する工程、ここで、前記漂白液が過酸化水素とアルカリを含み、前記アルカリの最大100%までがMg(OH)2、Na2CO3、またはこれらの組合わせ物である;パルプと漂白液を約85°C〜約160°Cの範囲の温度で約2分〜約180分保持する工程; およびパルプの白色度を、少なくとも、アルカリの100%がNaOHであって、パルプと漂白液をほぼ同じ温度・時間条件に保持した場合に得られる白色度レベルにまで上げる工程;を含む、メカニカルパルプを増白する方法。
IPC (2件):
D21C 9/16 ,  D21B 1/16
FI (2件):
D21C 9/16 ,  D21B 1/16
Fターム (7件):
4L055AC03 ,  4L055AD01 ,  4L055AD10 ,  4L055BA14 ,  4L055BB13 ,  4L055BB20 ,  4L055FA05
引用特許:
審査官引用 (19件)
  • 特開昭57-021590
  • 特開昭57-021590
  • 特開昭56-085488
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