特許
J-GLOBAL ID:200903025024467382

多線コイルの巻線方法および巻線装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 染川 利吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-063319
公開番号(公開出願番号):特開平8-236381
出願日: 1995年02月27日
公開日(公表日): 1996年09月13日
要約:
【要約】【目的】複数の独立した線材を同時に1つのコアに巻き付け、かつ線材の巻始め端部及び巻終り端部を一括して所定線材間隔でコア端部にカラゲ処理する。【構成】複数の線材を所定間隔にガイドしつつコア保持チャックへ送り、所定線材間隔を保ってクランプしつつ巻始め端部のカラゲを行い、巻線した後再度所定間隔にガイドしつつ反対側コア端部へ折り返して巻終り端部のカラゲを行う巻線方法が提供される。また、コアに巻線される線材の本数および所定線材間隔に対応した線材規制用溝を持つコア保持チャックと、各々の線材を独立に勝つ同時にクランプする線材クランプ装置と、線材巻終り端部を所定間隔に保持する線材振分けガイドとを有し、複数の線材を同時に1つのコアに整列巻き及び一括線材端部処理を行う多線コイルの巻線装置が提供される。
請求項(抜粋):
複数の線材を所定巾間隔に保持しつつコア保持チャックに保持されたコアの奥端面とチャック孔との間に同時に挿入し、この状態で前記各線材を同時に固定しつつ前記コアに巻き付ける前に前記各線材の巻始端を該コアの奥端面から巻付溝に向けて折り返してその先端を切断し、前記各線材の固定を解きかつ該各線材を所定巾間隔に保持しつつ前記コア保持チャックの回転で前記コアの巻付溝に巻き付け、その後、前記コア保持チャックを後段ステーションへ移動させて各線材を同時に前記コアの先端面へ折り曲げて切断することを特徴とする多線コイルの巻線方法。

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