特許
J-GLOBAL ID:200903025028308998
弁開閉時期制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-355868
公開番号(公開出願番号):特開平10-339116
出願日: 1997年06月05日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 組付性の悪化、製造コストの増大を招くことなく、退避孔へ漏れた作動油がタイミングベルトに付着するのを防止すること。【解決手段】 内燃機関の吸気弁又は排気弁の開閉時期を制御するために使用される弁開閉時期制御装置において、内部ロータ20と外部ロータ30が所定の位相で同期したときこれらを連結するロックピン80を収容する退避孔33の外端にプラグ92を液密的に嵌合すると共に、該プラグ92の退避孔外方への移動を回転伝達部材に取り付けられるタイミングプーリ60の筒部60aの内周面にて規制するようにした。
請求項(抜粋):
内燃機関のシリンダヘッドに回転自在に組付けられる弁開閉用の回転軸と、該回転軸に所定範囲で相対回転可能に外装されクランクプーリからの回転動力がタイミングベルトを介して伝達されるタイミングプーリを一体的に有する回転伝達部材と、前記回転軸に取り付けられたベーンと、前記回転軸と前記回転伝達部材との間に形成され前記ベーンによって進角用室と遅角用室とに二分される流体圧室と、前記進角用室に流体を給排する第1流体通路と、前記遅角用室に流体を給排する第2流体通路と、前記回転伝達部材に形成され内部に前記回転軸に向けてばね付勢されたロックピンを収容する退避孔と、前記回転軸に形成され前記回転軸と前記回転伝達部材の相対位相が所定の位相で前記退避孔と同期したとき前記ロックピンの頭部が嵌入される受容孔と、該受容孔に流体を給排する第3流体通路とを備えて、内燃機関の吸気弁又は排気弁の開閉時期を制御するために使用される弁開閉時期制御装置において、前記退避孔の外端に閉塞部材を液密的に嵌合すると共に、該閉塞部材の前記退避孔外方への移動を前記タイミングプーリの筒部内周面にて規制するようにしたことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F01L 1/34 E
, F02D 13/02 G
前のページに戻る