特許
J-GLOBAL ID:200903025034577305

空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-156843
公開番号(公開出願番号):特開平5-345506
出願日: 1992年06月16日
公開日(公表日): 1993年12月27日
要約:
【要約】【目的】 低燃費用空気入りラジアルタイヤの耐サイドカット性を向上させることを目的とする。【構成】トレッド部c、サイドウォール部d及びビード部eからなり、これらの各部につきトレッド部cの中央円周を含む平面に対し実質上直交するコード配列のラジアルカーカス5が設けられている。またトレッド部cについては、前記平面に対し比較的小さい鋭角の相互交差コード配列になる少数層積層構造のベルト4を備えていて、ラジアルカーカス5の全内面にはインナーライナ6を備えている。また、トレッドとベースゴムのキャップアンドベース構造になっていて、このベースゴムは低発熱ゴム組成のものを使用している。サイドウォール部dは、その厚みが1.0〜2.5mmの薄いゴム外皮でできていて、このサイドウォール下部7bにはさらに、ゴム外皮の肉厚を肥厚化したリムガードを備えている。なお、インナーライナは気密性に優れた全ブロムブチルゴムを使用し、その厚さを0.2〜0.7mmとした。
請求項(抜粋):
トレッド部、サイドウォール部及びビード部からなり、これらの各部につきトレッド部の中央円周を含む平面に対し実質上直交するコード配列のラジアルカーカスによる補強と、トレッド部については該平面に対する比較的小さい鋭角の相互交差コード配列になる少数層積層構造のベルトによる補強を有するほか、ラジアルカーカスの全内面に沿うインナーライナを備え、トレッド部は、タイヤの最大幅に対し0.55〜0.70倍の接地幅にて、タイヤの断面高さに対し0.05〜0.08倍に相当する合計ゴム厚みのキャップアンドベース構造でそのベースゴムは損失正接が0.02〜0.07の範囲内の低発熱ゴム組成になり、サイドウォール部を、損失正接が0.02〜0.15でラジアルカーカス外面における法線方向厚みが1.0〜2.5mmの薄いゴム外皮、インナーライナをラジアルカーカス内面における法線方向の最小厚みが0.2〜0.7mmの全ブロムブチルゴムからなるものとした軽量化タイヤにおいて、このタイヤを車輪に組み立てて用いるリムのフランジ直上に位置することとなるサイドウォール部下方域から、タイヤの最大幅に相当する領域までの間にわたってゴム外皮の肉厚を肥厚化したリムガードを備え、耐サイドカット性に優れることを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
IPC (2件):
B60C 13/00 ,  B60C 11/00

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