特許
J-GLOBAL ID:200903025034876400

急速組付及び分解装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 勝三
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-546150
公開番号(公開出願番号):特表2002-513121
出願日: 1999年04月15日
公開日(公表日): 2002年05月08日
要約:
【要約】本発明は、クラスプ(3)と締め具(4)を包含し、クラスプ(3)自体が、案内ヨーク(31)と、枢動可能な保持ヨーク(32)と、保持ヨーク(32)をブロッキングする部材(51,61)とを包含する2つの部品の急速組付及び分解装置に関する。本発明によると、ブロッキング部材(51,61)は、ヨークの一方に支持されて、他方のヨークに向かって突出する少なくとも1つの突起(51)と、この他のヨークに設けられて、クラスプが閉鎖されているときでこの場合にだけ突起(51)を収蔵する少なくとも1つの対応するハウジング(61)とを包含し、クラスプ(3)が開放されているとき、突起(51)が対応するハウジング(61)内に係合していないことで、ヨークの一方に弾性変形を生じさせる。
請求項(抜粋):
2つの部品のうちの第1部品(1)に固着されたクラスプ(3)と、2つの部品のうちの第2部品(2)に固着され第1方向(X)に対して横方向に配置された締め具(4)とを包含し、クラスプ(3)が、第1方向(X)に指向する案内スロット(311)を有する案内ヨーク(31)と、保持スロット(321)を有する保持ヨーク(32)と、ブロッキング装置(51,61;52,62)とを包含し、保持ヨーク(32)が、案内ヨーク(31)上を任意に枢動できるように装架され、クラスプ(3)が開放形態にあるときに、締め具(4)が、案内スロット(311)の閉鎖端部(312)に向かう組付方向(X)への移動により、案内及び保持スロット(311,321)内へ同時に進入でき、クラスプ(3)内への締め具(4)の挿入が、クラスプ開放形態に相当し且つ保持スロット(321)が第1方向(X)に対して角度をなして指向されるロック解除位置と、クラスプ閉鎖形態に相当し且つ保持スロット(321)が第1方向(X)に対して横方向に指向されるロック位置との間で保持ヨーク(32)を枢動せしめ、ブロッキング装置(51,61;52,62)が、クラスプ(3)をその開放形態からその閉鎖形態へ移行できるようにするとともに、反対方向への移行を選択的にのみ許容するようになっている2つの部品の急速組付及び分解装置において、ブロッキング装置(51,61;52,62)が、2つのヨークのうちの第1ヨーク(31,32)に支持されて、2つのヨークのうちの第2ヨーク(32,31)に向かって突出する少なくとも第1突起(51)と、第2ヨーク(32,31)に設けられて、第1突起(51)を収蔵する少なくとも1つの対応するハウジング(61)とを包含し、第1突起(51)が対応するハウジング(61)内に係合していないことで、2つのヨーク(31,32)の少なくとも一方に弾性変形を生じさせ、この弾性変形が、この第1突起(51)の対応するハウジング(61)内への係合によって吸収され、第1突起(51)がクラスプ閉鎖形態においてこの形態にだけ対応するハウジング(61)内に係合し、保持ヨーク(32)が、案内ヨーク(31)に支持された枢軸(313)を中心として枢動するように装架され、このヨーク(31,32)が、互いに結合された平行な2つのチーク(315,316;325,326)を包含し、第1突起(51)及び対応するハウジング(61)が、2つのヨーク(31,32)に属し互いに対面するチーク(315,325)に設けられていることを特徴とする急速組付及び分解装置。
IPC (2件):
F16B 45/02 ,  B60T 7/06
FI (2件):
F16B 45/02 B ,  B60T 7/06 D
Fターム (3件):
3J038AA01 ,  3J038BA02 ,  3J038BC01
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ロープの結合具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-195343   出願人:明治合成株式会社

前のページに戻る