特許
J-GLOBAL ID:200903025049439537

トンネル覆工壁面の補修方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-098736
公開番号(公開出願番号):特開平9-287397
出願日: 1996年04月19日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 トンネル10の開口を大きく低減させることなく、効率的に、そのトンネル10の劣化した覆工壁面11を補修する方法を提供する。【解決手段】 清掃されたトンネル壁面11の床の両側部を除く床部分に、新たなインバート部12を形成し、このインバート部12と共同して、L字状横断面形状を有し、繊維補強材が混入されたモルタル部材からなる側壁型枠部材13及び全体に弧状の横断面形状を有し、繊維補強材が混入されたモルタル部材からなる頂部型枠部材14でトンネル壁面11を覆い、頂部型枠部材14及び側壁型枠部材13とこれら両型枠部材13及び14に覆われたトンネル壁面11との間隙にモルタル15を注入して、トンネル壁面11とこのトンネル壁面11を覆う頂部型枠部材14及び側壁型枠部材13との一体化を図る。
請求項(抜粋):
トンネル壁面の清掃後、このトンネルにおける床の両側部を除く床部分に、コンクリートを打設して新たなインバート部を形成すること、L字状横断面形状を有し、繊維補強材が混入された側壁型枠部材を前記インバート部の両側で前記トンネルの長手方向に連続して整列配置し、前記側壁型枠部材で前記トンネル壁面の側部を覆うこと、全体に弧状の横断面形状を有し、繊維補強材が混入された頂部型枠部材を前記トンネル両側の前記側壁型枠部材間に配置し、この両側壁型枠部材間に露出する前記トンネル壁面の頂部を覆うこと、前記頂部型枠部材及びこの頂部型枠部材の両側の前記側壁型枠部材を相互に連結すること、前記頂部型枠部材及び前記側壁型枠部材と、これら両型枠部材に覆われた前記トンネル壁面との間隙に充填材を注入して、前記トンネル壁面とこのトンネル壁面を覆う前記頂部型枠部材及び前記側壁型枠部材との一体化を図ることを含むトンネル覆工壁面の補修方法。

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