特許

J-GLOBAL ID：200903025050171882

無線電話交換システム

発明者： 尾関 雅則 ,  秋山 忠彦
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所 ,  株式会社日立テレコムテクノロジー
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-075001
公開番号（公開出願番号）：特開平8-298678
出願日： 1985年04月26日
公開日（公表日）： 1996年11月12日
要約：

【要約】【目的】 通信端末装置と交換装置間の無線化された伝送路をディジタル化し、秘話性、耐雑音性を向上させ、かつ、ディジタル交換方式の電話交換システムに対する適合性を向上させる。【構成】 通信端末装置と交換装置200間の伝送路を無線化したディジタル無線伝送路とする。また、ディジタル無線伝送路の形式はハイウェイ260、261と直接アクセス可能な形式で構成されいる。交換装置200の変復調装置210は、ハイウェイ260上の任意のタイムスロット内のディジタル信号に変調されている音声信号をバッファメモリ215が直接読出し、これを無線化してディジタル無線伝送路に送出すると共に、ディジタル無線伝送路を介して受信した音声信号をバッファメモリ216に一旦格納し、その後、ハイウェイ261上の任意のタイムスロット内に格納して、交換装置200は自在に呼接続制御を行なう。

請求項（抜粋）：

複数の無線端末装置と、前記無線端末装置からの呼を交換接続する交換装置と、を有する無線交換システムにおいて、前記複数の無線端末装置の各々には、送話器と、前記送話器からのアナログ音声信号をディジタル変調する第1の変調器と、ディジタル変調されている音声信号をアナログ音声信号に復調する第1の復調器と、前記第1の復調器からのアナログ音声信号を出力する受話器と、前記第1の変調器からのディジタル変調された音声信号を前記交換装置に送信し前記交換装置からのディジタル変調された音声信号を前記第1の復調器に送出する第1の無線送受信機とを備え、前記交換装置には、ディジタル化された音声信号を収容するタイムスロットが複数個多重化された送信ハイウェイと受信ハイウェイと、前記送信ハイウェイと受信ハイウェイのタイムスロットを制御して前記無線端末装置からの呼を交換接続するスイッチ手段と、前記送信ハイウェイと受信ハイウェイとに接続されるインタフェース手段であり前記送信ハイウェイの所定のタイムスロット内のディジタル音声信号を抽出する抽出手段と前記抽出手段からの信号をディジタル変調する第2の変調器と前記複数の無線端末装置からのディジタル変調されている音声信号をディジタル音声信号に復調する第2の復調器と前記復調されたディジタル音声信号を前記受信ハイウェイの所定のタイムスロット内に送出する送出手段とを有するインタフェース手段と、前記インタフェース手段と接続され前記無線端末装置との間でディジタル無線信号を送受信する第2の送受信機であり前記インタフェース手段でディジタル変調された音声信号を前記無線端末装置に送信し前記上記無線端末装置からのディジタル変調された音声信号を前記インタフェース手段に送出する第2の送受信機と、前記交換装置の送信ハイウェイと受信ハイウェイのタイムスロットとスイッチ手段とインタフェース手段とを制御する制御手段とを備え、前記複数の無線端末装置からの発着呼を所定のタイムスロットに収容交換することを特徴とする無線電話交換システム。

IPC (5件)：

H04Q 7/22 ,  H04Q 7/24 ,  H04Q 7/26 ,  H04Q 7/30 ,  H04Q 11/04

FI (2件)：

H04Q 7/04 A ,  H04Q 11/04 Z

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭54-060806
  
• 特開昭58-081349