特許
J-GLOBAL ID:200903025051118241

精密スライド機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-159841
公開番号(公開出願番号):特開平5-253775
出願日: 1991年06月05日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、スライダの支持剛性を高め、往復運動時に発生する振動の減衰性を向上させた精密スライド機構を提供する。【構成】 固定側軌道台3のV形溝31と浮動側軌道台4のV形溝41の間に、ローラを有する軸受5を介してスライダ2を摺動自在に支持し、スライダ2の軌道面が必要直進精度方向に対して所定の角度だけ傾斜するように構成したので、取付け誤差を吸収し、高い走行精度が得られる。軌道面の加工精度の直進精度に対する影響が小さくなる。しかも、予圧機構10によってスライダ2の支持力を調節可能にしたので、スライダ2の支持機構としての剛性と減衰性が向上すると共に、軸受5の保持器の位置ずれの修正が容易である。
請求項(抜粋):
一定の角度で傾斜する2つの平面から成るV形の固定側軌道台、該固定側軌道台の上方に対向位置し且つ一定の角度で傾斜する2つの平面から成る逆V形の上下方向に浮動の浮動側軌道台、前記固定側軌道台と前記浮動側軌道台との間に配置され且つ前記各平面に対向する各平面を有する往復移動可能なスライダ、前記固定側軌道台と前記スライダとの間及び前記浮動側軌道台と前記スライダとの間に介在させた転動体を有する軸受、及び前記浮動側軌道台を押圧して前記スライダを前記固定側軌道台側へ押圧する押圧力調節可能な予圧機構を有する精密スライド機構。
IPC (2件):
B23Q 1/26 ,  F16C 29/12
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公平3-002616
  • 特開昭62-065266
  • 特開昭56-119315

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