特許
J-GLOBAL ID:200903025056003124

有機薄膜素子の動作方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-297571
公開番号(公開出願番号):特開平8-162692
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】 電荷移動錯体に中性状態-電荷分離状態間転移又はイオン性状態-電荷分離状態間転移という新たなタイプの相転移を起こさせて各種の機能を発現することができる有機薄膜素子の動作方法を提供する。【構成】 ドナー性分子及びアクセプター性分子の交互積層型電荷移動錯体からなる有機薄膜を有する有機薄膜素子を動作させるにあたり、有機薄膜がイオン性の場合には107 V/cm以上の電場を印加してイオン性状態から電荷分離状態へ転移させ、有機薄膜が中性の場合には106 V/cm以上の電場を印加して中性状態から電荷分離状態へ転移させる。
請求項(抜粋):
ドナー性分子及びアクセプター性分子の交互積層型電荷移動錯体からなる有機薄膜を有する有機薄膜素子を動作させるにあたり、温度又は圧力の制御により前記有機薄膜中の電荷移動錯体を所定の電荷状態に変化させた後、電場を印加して電荷移動錯体の中性-イオン性転移を引き起こさせる有機薄膜素子の動作方法であって、前記所定の電荷状態がその状態から更に100K以内の範囲で冷却したときに電荷移動錯体の中性-イオン性転移が起こる状態であることを特徴とする有機薄膜素子の動作方法。
IPC (2件):
H01L 51/00 ,  H01L 49/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-137666
  • 特開平4-137666

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