特許
J-GLOBAL ID:200903025061308405
振動騒音制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-086823
公開番号(公開出願番号):特開平6-274185
出願日: 1993年03月22日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 演算負荷等を軽減してより一層の収束速度の向上を図ることができる振動騒音制御装置を提供する。【構成】 Cテーブル36で可変サンプリングパルスPsrの発生タイミングに応じた伝達系の位相シフト量ΔP及び振幅ゲイン変数Δaを検索し、シフト量ΔPはRテーブル35に入力される。一方、Rテーブル35では可変サンプリングパルスPsrが入力される毎に正弦波及び該正弦波に対して1/4周期遅延した遅延正弦波を出力する一方、前記シフト量ΔPに基づいて基本参照信号R′(1)、R′(2)を出力し、基本参照信号R′(1)、R′(2)の振幅をゲイン変数Δaで増幅し、斯く増幅された参照信号R(1),R(2)をLMS処理部39に入力して、2タップからなるWフィルタ37の係数更新を行い、前記規準信号U(1)、U(2)と積和演算を行って制御信号Vを生成する。
請求項(抜粋):
周期性又は擬似周期性を有する振動騒音が発生する少なくとも回転体を有する振動騒音源に対し、該振動騒音源を制御する制御信号を出力する適応型デジタルフィルタを備えた第1のフィルタ手段と、前記制御信号を駆動信号に変換する駆動信号生成手段と、該駆動信号生成手段により発生する駆動信号と前記振動騒音源からの振動騒音信号との誤差信号を検出する誤差信号検出手段と、前記駆動信号生成手段と前記誤差信号検出手段との間に形成される振動騒音伝達経路の伝達特性を表現する第2のフィルタ手段と、前記誤差信号検出手段の検出結果と前記第2のフィルタ手段から出力される参照信号と前記第1のフィルタ手段のフィルタ係数に基づいて前記誤差信号が最小値となるように前記第1のフィルタ手段のフィルタ係数を更新する制御信号更新手段とを備えた振動騒音制御装置において、前記振動騒音源の構成部位に特有の振動騒音周期に応じた駆動周期信号を前記回転体の所定回転角度毎に検出する駆動周期信号検出手段と、該駆動周期信号検出手段により検出された駆動周期信号の発生周期間に複数個の分割信号を発生する分割信号発生手段と、該分割信号発生手段により発生する分割信号の発生タイミングに応じて単一周期の正弦波からなる基準信号を作成し該基準信号を前記第1のフィルタ手段に入力する規準信号作成手段とを備え、前記第1のフィルタ手段の適応型デジタルフィルタは、タップ数が2タップで構成されると共に、前記分割信号発生手段により発生する分割信号の発生個数Nが、3≦N≦7(但し、Nは実数)の範囲に設定されていることを特徴とする振動騒音制御装置。
IPC (5件):
G10K 11/16
, B60R 11/02
, H03H 17/02
, H03H 17/04
, H03H 21/00
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