特許
J-GLOBAL ID:200903025063743672

熱式空気流量検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-150431
公開番号(公開出願番号):特開平7-333025
出願日: 1994年06月08日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 熱式空気流量検出装置において、吸入空気の流れ方向と流量を検出し、特に流量零付近の変動を防止し、検出感度を向上させる。【構成】 発熱抵抗体30、温度補償抵抗35、流量調整抵抗36,基準抵抗23からブリッジ回路34を構成し、吸入空気の流量によって発熱抵抗体30が冷却されたときの抵抗値の変化を第1の流量検出電圧V1 として乗算回路44に出力する。一方、発熱抵抗体30の前,後に第1,第2の感温抵抗体31,32を設け、基準抵抗40,41とによってブリッジ回路39を構成し、吸入空気の流量によって抵抗体31,32の抵抗値変化を差動増幅回路42からの第2の流量検出電圧V2 として乗算回路44に出力する。そして、乗算回路44で電圧V1,V2 を乗算することにより、流量に対して線形な出力電圧V0 を得る。
請求項(抜粋):
基端側が吸気管に取付けられた流量計本体と、前記吸気管内に位置して該流量計本体に設けられ、前記吸気管内を流れる吸入空気によって冷却される発熱抵抗とを備えてなる熱式空気流量検出装置において、前記発熱抵抗を含んでブリッジ回路を形成し、該ブリッジ回路を形成する前記発熱抵抗の抵抗値の変化を第1の流量検出信号として出力する第1の流量検出手段と、前記発熱抵抗の前,後に離間し設けられ、前記吸入空気の流れ方向に対して抵抗値が変化する第1,第2の感温抵抗と、該第1,第2の感温抵抗を含んでブリッジ回路を形成し、該第1,第2の感温抵抗の抵抗値変化による該ブリッジ回路の平衡の崩れを流れ方向をもった第2の流量検出信号として出力する第2の流量検出手段と、該第2の流量検出手段からの第2の流量検出信号と前記第1の流量検出手段からの第1の流量検出信号とを乗算することにより吸入空気流量を演算する吸入空気流量演算手段とを設けたことを特徴とする熱式空気流量検出装置。
IPC (3件):
G01F 1/68 ,  F02D 35/00 ,  G01P 5/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-105018
  • 特開昭62-000812

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