特許
J-GLOBAL ID:200903025067286756

エンジンのアクティブマウント装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 雅夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-374245
公開番号(公開出願番号):特開2001-187534
出願日: 1999年12月28日
公開日(公表日): 2001年07月10日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、エンジンがシェーク振動を生じたときに、ラバーマウントに直列に配置されたアクチュエータの油圧振幅を大きくすることによりシェーク振動を低減するエンジンのアクティブマウント装置を提供する。【解決手段】 エンジン2がシェーク振動のような極低周波数・大振幅の振動を生じたときには、油圧ポンプ6からアクチュエータ4に油圧を供給する保持バルブ8の開弁と、アクチュエータ4から油圧を排出する減圧バルブ12の開弁とを定める各デューティ比を通常よりも高い値に設定して、アクチュエータ4の油圧振幅を大とする。アクチュエータ4の油圧はシェーク振動の周波数と位相とに応じて変化され、エンジン2の振動による変位を打ち消すようにピストン30が変位することによって、エンジンのシェーク振動の車体への伝達が抑制される。
請求項(抜粋):
エンジンと前記エンジンを搭載した車体との間においてラバーマウントとシリンダに形成されたチャンバ内の油圧の作用を受けるピストンを備えた油圧アクチュエータとが組み合わされて配設されて成るエンジンマウント部、及び前記油圧アクチュエータの前記チャンバへの圧油を供給する油圧供給源と、前記油圧供給源から前記チャンバへの油の供給と前記チャンバからの油の排出とを制御する制御バルブと、前記エンジンから前記車体に至る振動経路に配置されて前記エンジンの振動状態を検出する検出手段と、前記検出手段が検出した前記振動状態に基づいて前記制御バルブの開閉を制御するコントローラとから成るマウント油圧制御部を具備し、前記油圧アクチュエータの前記ピストンはそれぞれが前記エンジンの荷重を支持可能な複数のピストン部材から成り、前記エンジンの荷重を支える前記ピストン部材の数は前記エンジンの前記車体に対する沈み込み量が大きくなるにしたがって段階的に増加し、前記コントローラは、前記検出手段が検出した前記振動状態が予め定められた閾値を超えることに応答して、前記制御バルブを通じて流れる油の流量を増加制御することから成るエンジンのアクティブマウント装置。
IPC (4件):
B60K 5/12 ,  F16F 13/26 ,  F16F 15/02 ,  F16F 15/08
FI (4件):
B60K 5/12 E ,  F16F 15/02 B ,  F16F 15/08 W ,  F16F 13/00 630 D
Fターム (13件):
3D035CA21 ,  3D035CA31 ,  3J047AA11 ,  3J047CD08 ,  3J047CD13 ,  3J047FA02 ,  3J048AA02 ,  3J048AB15 ,  3J048BA05 ,  3J048BE03 ,  3J048CB21 ,  3J048DA03 ,  3J048EA01

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