特許
J-GLOBAL ID:200903025073452064

Si含有高張力(合金化)溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-315039
公開番号(公開出願番号):特開平8-170160
出願日: 1994年12月19日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 Si含有量0.2 重量%以上の高張力鋼板を母材とする溶融亜鉛めっき鋼板および合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造において、めっき濡れ性を確保して不めっき発生を防止し、合金化処理速度を促進させて、表面品質が良好なめっき鋼板を効率よく製造する。【構成】 めっき前にカルシウム及び/又はマグネシウム化合物を含有する油または溶液を塗布するか、或いは圧延油、洗浄水等にカルシウム及び/又はマグネシウム化合物を含有させておくことで、金属換算合計量で 0.1〜50 mg/m2のカルシウム及び/又はマグネシウム化合物を鋼板表面に付着させ、非酸化性雰囲気中または予熱後の酸化鉄付着量がFe換算で5g/m2以下となるような酸化性雰囲気中で予熱し、続いて 600〜900 °Cの温度域で加熱還元した後、溶融亜鉛浴に浸漬してめっきを行い、必要によりさらに合金化処理する。
請求項(抜粋):
Siを0.2 重量%以上含有するSi含有高張力鋼板に溶融亜鉛めっきを行うに際し、カルシウム化合物およびマグネシウム化合物から選ばれた少なくとも1種の化合物を金属換算量で合計 0.1〜50 mg/m2だけ表面に予め付着させた鋼板を、非酸化性雰囲気中で予熱するか、或いは予熱後の酸化鉄付着量がFe換算で5g/m2以下となるように酸化性雰囲気中で予熱し、続いて 600〜900 °Cの温度域で加熱還元した後、溶融亜鉛浴に浸漬してめっきを行うことを特徴とする、Si含有高張力溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C23C 2/02 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/28

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