特許
J-GLOBAL ID:200903025075156470

自動止水機能付き給湯装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-075724
公開番号(公開出願番号):特開平9-264599
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 供給水の温度が高く、通水量が少なくなるような特殊な状況において、浴槽に対する給湯中に、別の被給湯部に対して給湯が実行された場合であっても、目標温度の湯を目標給湯総量供給することが可能となる自動止水機能付き給湯装置を提供する。【解決手段】 自動止水モードでの給湯が指令されるに伴って、浴槽8に、目標温度Tsの湯を目標給湯総量Qt供給して、給湯を自動停止させるように構成され、自動止水モードでの給湯において、給湯温度が、目標温度Tsよりも設定温度以上高温になる場合には、給湯を停止した際において浴槽8に貯溜される湯が、目標温度Tsで且つ目標給湯総量Qtになるようにするために、加熱状態で給湯する加熱給湯量と、非加熱状態で給湯する非加熱給湯量とを求めて、その求めた加熱給湯量と非加熱給湯量との給湯を実行し、且つ、自動止水モードでの浴槽8に対する湯水の供給が実行されているときに、給湯栓7に対しても供給が行われたことを判別すると、加熱給湯量又は非加熱給湯量を、設定追加給湯量多い値に変更するように構成されている。
請求項(抜粋):
供給される水を加熱して貯溜式の被給湯部(8)及びこの貯溜式の被給湯部(8)とは別の被給湯部(7)に供給する給湯手段(A)と、この給湯手段(A)の動作を制御する給湯制御手段(H)とが備えられ、前記給湯制御手段(H)は、自動止水モードでの給湯が指令されるに伴って、目標温度(Ts)の湯を目標給湯総量(Qt)供給して、給湯を自動停止させるように、前記給湯手段(A)の動作を制御するように構成された自動止水機能付き給湯装置であって、前記給湯制御手段(H)は、前記自動止水モードでの給湯において、前記給湯手段(A)を加熱動作させた場合の給湯温度が、前記目標温度(Ts)よりも設定温度以上高温になる場合には、給湯を停止した際において前記被給湯部(8)に貯溜される湯が、前記目標温度(Ts)で且つ前記目標給湯総量(Qt)になるようにするために、前記給湯手段(A)を加熱動作状態で給湯する加熱給湯量(Qh)と、前記給湯手段(A)を非加熱状態で給湯する非加熱給湯量(Qc)とを求めて、その求めた加熱給湯量(Qh)と非加熱給湯量(Qc)との給湯を実行するように構成され、且つ、自動止水モードでの前記被給湯部(8)に対する湯水の供給が実行されているときに、前記別の被給湯部(7)に対しても供給が行われたことを判別すると、前記加熱給湯量(Qh)又は前記非加熱給湯量(Qc)を、設定追加給湯量多い値に変更するように構成されている自動止水機能付き給湯装置。

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