特許
J-GLOBAL ID:200903025076061856

エアロフォイルを方向決めする方法およびエアロフォイルを保持するためのマスクを形成する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-331351
公開番号(公開出願番号):特開2000-158168
出願日: 1999年11月22日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】【課題】エアロフォイル10の充填加工においてエアロフォイルの方向決めを行う。【解決手段】射出成形装置のスプループレートと同様にエアロフォイル10の位置決めを行うスプループレート部材62、スプループレートから翼幅方向に離間された基準面を有する固定具56、を形成する。さらに、エアロフォイル10と同寸法である部分を有する中子を空隙13内に配置し、空隙13内に流体状のマスク部材を配置して硬化させることによってエアロフォイル10を拘束するマスクを形成する。このとき、スプループレート部材62および基準面に対する中子の向きが、加工状態にあるときと等しくなるように、中子をスプループレート部材62および基準面によって保持する。続いて、ほぼ翼幅方向にマスク材料を切断して分割線を形成する。加工状態で、マスクを固定具内に配置し、エアロフォイル10をマスク内に挿入する。エアロフォイルがマスクによって支持されるように、スプループレートに対して固定具を方向決めする。
請求項(抜粋):
加工状態でレーザー阻止材料をエアロフォイルに注入するための装置に対してエアロフォイルを方向決めする方法であって、前記加工状態でこの装置がスプループレートを介して前記エアロフォイルと流体的に連通しているものにおいて、前記加工状態での前記スプループレートによる前記エアロフォイルの端部の位置決めと同様に前記エアロフォイルの前記端部を位置決めするためのスプループレート部材を形成するステップと、前記加工状態で前記エアロフォイルを拘束するための前記スプループレートから翼幅方向に離間された基準面を有する固定具を形成するステップと、を有し、前記固定具は、前記加工状態で前記エアロフォイルを拘束するためのマスクを受容するための空隙を有しており、さらに、前記エアロフォイルを拘束するための前記マスクを形成するステップを有し、該マスクを形成するステップでは、前記固定具内に配置されるべき前記マスク内の位置において前記エアロフォイルと同寸法にマスク形成用の中子を形成するステップと、前記固定具および前記固定具の前記基準面に対して前記スプループレート部材の方向決めを行い、前記スプループレート部材に対する前記中子の向きおよび翼幅方向にある前記基準面に対する前記中子の向きが、前記加工状態にあるときと等しくなるように、前記中子を前記スプループレート部材および前記基準面によって保持するステップと、流体状のマスク材料を前記固定具の前記空隙内に配置し、該マスク材料を硬化させるステップと、前記マスク材料の硬化後、前記マスク材料をほぼ翼幅方向に切断して分割線を形成するステップと、を行い、該分割線によって前記中子の除去および前記加工状態での前記エアロフォイルの挿入が可能となり、さらに、前記加工状態で、前記マスクを前記固定具内に配置し、前記マスクに前記エアロフォイルを挿入するステップと、前記エアロフォイルの前記端部が前記スプループレートによって保持され、かつ前記スプループレートが前記のレーザー阻止材料を注入する装置に対して正確に方向決めされるように、前記固定具を前記スプループレートに対して方向決めするステップと、を有し、前記マスクは前記エアロフォイルの表面と密着し、前記のマスクを形成するステップにおける前記マスクと前記固定具内の前記エアロフォイルとの位置関係は、前記加工状態での前記マスクと前記固定具内の前記エアロフォイルとの位置関係をほぼ再現していることを特徴とするエアロフォイルを方向決めする方法。
IPC (4件):
B23K 26/00 330 ,  F01D 5/18 ,  F02C 7/00 ,  B23K101:04
FI (3件):
B23K 26/00 330 ,  F01D 5/18 ,  F02C 7/00 D

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