特許
J-GLOBAL ID:200903025079351154

電力変換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-302288
公開番号(公開出願番号):特開平11-146638
出願日: 1997年11月05日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】 ノイズ低減用転流回路のインダクタを利用して並列素子間の電流バランスを改善する。【解決手段】 上及び下アームのスイッチを構成する複数並列のスイッチング素子S1a〜S1b及びS4a〜S4dに、夫々コンデンサC,インダクタL,ダイオードDからなり、素子と直列に接続されるインダクタL1a〜L1d及びL4a〜L4dを有するノイズ低減用転流回路を接続し、インダクタL1aからL1d及びL4a〜L4dを夫々鉄心を用いて磁気結合し相間リアクトルを形成する。上及び下アームの素子は短絡防止期間を挾んで交互にONする。並列に接続された素子に流れる電流は、期間リアクトルの磁気結合により、電流変化に全ての電流が等しくなるように作用するので、各素子の電流バランスが改善する。また、転流回路には、素子のON/OFF時に転流,還流等が発生し、必ずいずれかのダイオードを介して流れる。ダイオードには電流の大きさに対する非線形特性があるので、ノイズは低減する。
請求項(抜粋):
上,下アームにそれぞれスイッチとノイズ低減用転流回路を有し、スイッチと直列にノイズ低減用転流回転のインダクタンスが接続されたアーム構成を少なくとも1個以上有し、各上,下アームのスイッチを、それぞれ複数個のスイッチング素子を並列に接続して構成した電力変換器において、前記並列に接続されたスイッチング素子にそれぞれノイズ低減用転流用回路を設け、並列に接続されたスイッチング素子と直列に接続されている各インダクタンスを磁気結合して相間リアクトル構成とし、並列に接続されたスイッチング素子間の電流を平衡させることを特徴とする電力変換器。
IPC (2件):
H02M 3/155 ,  H02M 1/00
FI (2件):
H02M 3/155 S ,  H02M 1/00 M

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