特許
J-GLOBAL ID:200903025079823420

汚泥の濃縮方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩出 真一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-334916
公開番号(公開出願番号):特開平10-156399
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 汚泥を濃縮するに際し、汚泥中の溶解ガスを微細気泡として発泡させ、汚泥を高速で浮上分離させて、汚泥を濃縮汚泥と脱離液とに効率よく分離する。【解決手段】 原汚泥又はろ液を供給するための供給口12を上部に有し、下部に汚泥引抜ポンプ16と連結する排出口14を有する密閉可能な汚泥減圧浮上濃縮槽10を用い、つぎの(1)〜(6)の工程、すなわち、(1) 槽10最上部までろ液を供給して槽内を排気する給液・排気工程、(2) 槽10内のろ液を汚泥引抜ポンプ16により槽最下部まで排出して槽内を減圧にする排液・減圧工程、(3) 槽10の略中間部まで原汚泥を供給して減圧発泡させる給泥・発泡工程、(4) 槽10内の汚泥を静置させて汚泥を浮上分離させる静置・分離工程、(5) 槽10内の下部に貯留される下部脱離液を汚泥引抜ポンプ16により排出する排液・脱水工程、(6) 槽10内の浮上分離汚泥を汚泥引抜ポンプ16により排出する排泥・濃縮工程、を順次繰り返して原汚泥を濃縮する。
請求項(抜粋):
汚泥又は液を供給するための供給口を上部に有し、下部にポンプと連結する排出口を有する密閉可能な汚泥減圧浮上濃縮槽を用い、槽に液を満たした後、ポンプで強制的に排液することにより、槽内を真空にし、ついで、この槽に汚泥を導入して汚泥中に溶解していたガスを発泡させ、この発泡ガスにより汚泥を浮上分離させることを特徴とする汚泥の濃縮方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公平7-108399

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