特許
J-GLOBAL ID:200903025087333335

蛍光内視鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-175994
公開番号(公開出願番号):特開平9-024023
出願日: 1995年07月12日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【課題】 生体の状態を確認可能としながら、長時間連続露光により蛍光像を高感度で撮像することができる蛍光内視鏡を得る。【解決手段】 生体内部の部位23に対して、励起光源10からの励起光L1、照明光源15からの照明光L2を、送光用光ファイバー14を介して照射する。この際、回転するシャッタ18により励起光L1と照明光L2の部位23への照射を、それぞれパルス状でかつ交互となるように切り換える。励起光L1の照射により部位23から発せられた蛍光L3を第1の撮像手段31により検出して蛍光像を撮像し、部位23で反射した照明光L2を第2の撮像手段35により検出して通常像を撮像する。このとき、モータ駆動制御回路20により回転シャッタ36の駆動を制御して、励起光L1が部位23に照射されているとき蛍光L3を長時間露光する第1の撮像手段31に導き、照明光L2が部位23に照射されているとき部位23で反射した照明光L2を第2の撮像手段35に導く。
請求項(抜粋):
蛍光を発する光感受性物質を吸収している生体内部の部位に対して、この光感受性物質の励起波長領域にある励起光を照射する励起光照射手段と、前記生体内部の部位に照明光を照射する照明光照射手段と、前記励起光と照明光の前記部位への照射を、それぞれパルス状でかつ交互となるように切り換える光照射切換手段と、前記蛍光が入射する位置に配されて該蛍光の通過を制限する第1のシャッタと、前記部位で反射した照明光が入射する位置に配されて該照明光の通過を制限する第2のシャッタと、前記光照射切換手段の作動と同期させて前記2つのシャッタの駆動を、前記励起光が前記部位に照射されているとき第1のシャッタが開き、前記照明光が前記部位に照射されているとき第2のシャッタが開くように制御するシャッタ制御手段と、前記第1のシャッタを介して前記蛍光を検出し、該シャッタが開いている期間の複数に亘る露光時間で生体の蛍光像を撮像する第1の撮像手段と、前記第2のシャッタを介して前記照明光を検出して生体の通常像を撮像する第2の撮像手段と、を備えたことを特徴とする蛍光内視鏡。

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