特許
J-GLOBAL ID:200903025087779570

摩擦材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-340387
公開番号(公開出願番号):特開平6-184329
出願日: 1992年12月21日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 より耐摩耗性に優れ、相手材攻撃性が低く、安定した摩擦係数を示す高性能摩耗材を製造する。【構成】 補強用繊維5〜30容量%、無機質充填材20〜45容量%、有機質充填材10〜25容量%及び熱硬化性樹脂10〜35容量%を混合して得られる成形原料を加熱成形して摩擦材を製造する。無機質充填材のうちの40容量%以上は、マグネシアの粒子の表面にアルミナによるコーティング層を形成した複合粒子とする。【効果】 マグネシア粒子の表面にアルミナのコーティング層を形成した複合粒子を用いることにより、耐摩耗性、耐攻撃性、摩擦係数の安定性等の摩擦特性が著しく良好な摩擦材を製造することができる。比較的硬度が小さく研磨性を緩和する材料としてのマグネシア粒子がアルミナの硬い微粉でコーティングされることにより、アルミナの摩擦特性を維持しながら、相手材に対する攻撃性がおさえられる。
請求項(抜粋):
補強用繊維5〜30容量%、無機質充填材20〜45容量%、有機質充填材10〜25容量%及び熱硬化性樹脂10〜35容量%を混合して得られる成形原料を加熱成形して摩擦材を製造する方法であって、前記無機質充填材のうちの40容量%以上が、マグネシア粒子の表面にアルミナによるコーティング層を形成した複合粒子であることを特徴とする摩擦材の製造方法。
IPC (2件):
C08J 5/14 ,  C09K 3/14

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