特許
J-GLOBAL ID:200903025090055354
ビタビ復号器
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-140011
公開番号(公開出願番号):特開平9-326708
出願日: 1996年06月03日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 パスメモリを用いたビタビ復号器において、マージしていない確率の高い状態から、誤り率の良好な復号出力を得ることができるビタビ復号器を提供する。同時に、ビット数の少ないプロセッサによるソフト処理を用いて高速化し、従来よりも処理時間の短縮化を図る。【解決手段】 kビットの情報をnビット(n>k)の符号に符号化する符号化率R=k/n、拘束長Kのたたみ込み符号の復号器で、状態番号L[L=0〜2k(K-1)-1]のLSB側のkビットをパスメモリのLSB側に追加しながら、パスメモリを更新していく方式のビタビ復号器において、パスメモリの内容を更新する際のシフト処理によるN個の桁あふれ情報を順次加算し、その加算結果と状態数Nの関係により復号出力を得るようにしたものである。すなわち、加算結果がN/2より大きい場合は復号出力を‘1’とし、それ以外の場合に限り復号出力を‘0’とするようにしたものである。
請求項(抜粋):
kビットの情報をnビット(n>k)の符号に符号化する符号化率R=k/n、拘束長Kのたたみ込み符号の復号器であって、所定状態番号LのLSB側のkビットをパスメモリのLSB側に追加しながら、パスメモリを更新する構成のビタビ復号器において、状態数N個の各状態に至るパスを記憶したパスメモリから得られるN個の桁あふれ情報を順次加算し、該加算結果と状態数Nとの関係を復号出力に利用するように構成したことを特徴とするビタビ復号器。
前のページに戻る