特許
J-GLOBAL ID:200903025099727975

隅柱と梁の接続構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-090212
公開番号(公開出願番号):特開平7-292770
出願日: 1994年04月27日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】 異形鋼管を利用することで、短い定着長さで十分な接続強度を得ることができるようにし、これにより主筋の折り曲げ作業を廃止できて、全体をプレキャスト化したPC隅柱部材とPC梁部材または現場打ち梁部材との接続作業性を向上する。【構成】 コンクリートやモルタルなどとの結合力・付着力を高めるための凸リブ2が内周面および外周面のほぼ全体にわたって形成されている継手用異形鋼管1をPC隅柱部材3の所定部位にほぼ水平に埋め込み、その異形鋼管1の一端部が当該PC隅柱部材3の表面にほぼ達して開口するとともに他端部が閉塞した状態とし、このPC隅柱部材1と接続して設ける鉄筋コンクリート製の梁部材5の梁鉄筋6を当該PC隅柱部材3における前記異形鋼管1内に挿入するとともに、前記異形鋼管1内の残余の空間にモルタル7などのグラウト材を充填する。
請求項(抜粋):
中空筒体状に形成され、かつその内周面及び外周面のほぼ全体に亘って、これら周面と隣接配置される補強部材との間でコンクリートやモルタルを介して応力伝達を行わせるための凹凸が形成された継手用異形鋼管を、PC隅柱部材の所定部位にほぼ水平に埋め込み、その異形鋼管の一端部が当該PC隅柱部材の表面にほぼ達して開口するとともに他端部が閉塞した状態とし、前記PC隅柱部材と接続して設ける鉄筋コンクリート製の梁部材の鉄筋を当該PC隅柱部材における前記異形鋼管内に挿入するとともに、前記異形鋼管内の残余の空間にモルタルなどのグラウト材を充填することを特徴とする隅柱と梁の接続構造。

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