特許
J-GLOBAL ID:200903025103408006

ディーゼルエンジンのEGR制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-129596
公開番号(公開出願番号):特開平6-336956
出願日: 1993年05月31日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 排気通路と吸気絞り弁下流の吸気通路との差圧を目標値とするフィードバック制御を行う場合に低回転域でのEGR率の設定精度の悪化を防止する。【構成】 所定の低回転域であることが判定されたとき、減少手段41は可変オリフィス39の流路面積を減少させる。一方、算出手段42が、運転条件の検出値に応じ、排気通路31と吸気絞り弁36下流の吸気通路33との差圧の目標値ΔPtを、所定の回転域とそれ以外の回転域とで異ならせ、所定の回転域では前記小さくされるオリフィス流路面積に合わせて、またそれ以外の回転域では小さくされないオリフィス流路面積に合わせてそれぞれ算出し、この差圧目標値ΔPtとセンサ43からの差圧実測値ΔPsとが一致するようにフィードバック制御手段44がEGR弁用アクチュエータ35への制御指令値をフィードバック制御する。
請求項(抜粋):
排気通路と吸気通路を連通するEGR通路と、このEGR通路を開閉するEGR弁と、このEGR弁の開度を可変に調整可能なアクチュエータと、前記EGR通路と吸気通路の接続部より上流に位置して吸気を絞る弁と、この吸気絞り弁の開度を多段階に調整可能なアクチュエータと、運転条件の検出値に応じた吸気絞り弁開度となるように前記吸気絞り弁用アクチュエータを制御する手段と、前記EGR通路の流路面積を可変に調整可能なオリフィスと、所定の低回転域かどうかを判定する手段と、所定の低回転域であることが判定されたとき前記可変オリフィスの流路面積を減少させる手段と、前記運転条件の検出値に応じ、前記排気通路と吸気絞り弁下流の吸気通路との差圧の目標値を、前記所定の回転域とそれ以外の回転域とで異ならせ、所定の回転域では前記小さくされるオリフィス流路面積に合わせて、またそれ以外の回転域では小さくされないオリフィス流路面積に合わせてそれぞれ算出する手段と、前記排気通路と吸気絞り弁下流の吸気通路との差圧を実測するセンサと、この差圧実測値と前記差圧目標値とが一致するように前記EGR弁用アクチュエータへの制御指令値をフィードバック制御する手段とを設けたことを特徴とするディーゼルエンジンのEGR制御装置。
IPC (4件):
F02M 25/07 570 ,  F02M 25/07 550 ,  F02M 25/07 ,  F02D 21/08

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