特許
J-GLOBAL ID:200903025116011873

粗カルボキシメチルセルロースの精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河備 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-305196
公開番号(公開出願番号):特開2001-122902
出願日: 1999年10月27日
公開日(公表日): 2001年05月08日
要約:
【要約】【課題】 カルボキシメチルセルロース(CMC)の溶媒法による製造方法において、CMC中の残留有機溶媒の含有量を顕著に低減する、特にメタノールの含有量を500ppm以下とするCMCの精製方法を提供すること。【解決手段】 マーセル化セルロースを有機溶媒の存在下にエーテル化剤で処理することによりCMCを製造する方法において、残留有機溶媒を含む粗CMCを、該粗CMCの表面に形成された被膜を湿潤できるに充分な量の水分と接触させる湿潤工程と、湿潤させた該粗CMCを乾燥させることにより水分と一緒に残留有機溶媒を蒸発除去する乾燥工程とを含む粗CMCの精製方法。湿潤工程において、水分として水蒸気を用い、粗CMC100重量部と水分4〜25重量部とを接触させ、また乾燥工程において、60〜140°Cの温度で行う上記の粗CMCの精製方法。さらに、粗CMCは、脱液工程以降の工程で得られる粉末状のものである上記の粗CMCの精製方法。
請求項(抜粋):
マーセル化セルロースを有機溶媒の存在下にエーテル化剤で処理することによりカルボキシメチルセルロースを製造する方法において、残留有機溶媒を含む粗カルボキシメチルセルロースを、該粗カルボキシメチルセルロースの表面に形成された被膜を湿潤できるに充分な量の水分と接触させる湿潤工程と、湿潤させた該粗カルボキシメチルセルロースを乾燥させることにより水分と一緒に残留有機溶媒を蒸発除去する乾燥工程とを含むことを特徴とする粗カルボキシメチルセルロースの精製方法。
Fターム (7件):
4C090AA03 ,  4C090BA29 ,  4C090CA04 ,  4C090CA19 ,  4C090CA24 ,  4C090CA36 ,  4C090CA47
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭48-045581
  • 特開平2-063511

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