特許
J-GLOBAL ID:200903025119639512
摩擦クラッチ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-027585
公開番号(公開出願番号):特開平6-221345
出願日: 1993年01月22日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 クラッチの滑りによるクラッチディスクの交換報知期間を一層長くし得る摩擦クラッチを提供する。【構成】 プレッシャプレート18の突出部22に、それに突設された凸部54および凸部54の先端面に固着されたゴム板56から成るストッパ52を設ける。ストッパ52によりプレッシャプレート18のフライホイール14への一定限度以上の接近が阻止されるのに先立って、ゴム板56がプレッシャプレート18およびフライホイール18の接近に伴って弾性圧縮変形させられることにより、クラッチディスク34の分担荷重の減少およびストッパ52の分担荷重の増大が緩やかに進行させられるので、摩擦クラッチの滑り開始から走行困難となるまでの間の摩耗量ひいてはすべり期間を長くすることができる。
請求項(抜粋):
フライホイールと、該フライホイールと対向する状態で軸方向への移動可能かつ該フライホイールとの相対回転不能に配置されたプレッシャプレートと、該フライホイールと該プレッシャプレートとの間に配置され、該プレッシャプレートが該フライホイールに接近させられることによりそれ等の間で挟圧されるクラッチディスクと、該クラッチディスクが許容摩耗限度を超えて摩耗するのを防止するために該プレッシャプレートの該フライホイールへの一定限度以上の接近を阻止するストッパ手段とを備えた形式の摩擦クラッチであって、前記ストッパ手段は、前記プレッシャプレートのフライホイールへの一定限度以上の接近を阻止するのに先立って、該プレッシャプレートおよびフライホイールの接近に伴って弾性変形させられる弾性部材を有することを特徴とする摩擦クラッチ。
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭56-028320
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特開昭52-137553
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