特許
J-GLOBAL ID:200903025140010284

不揮発性メモリー領域の管理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-237903
公開番号(公開出願番号):特開平5-158805
出願日: 1991年09月18日
公開日(公表日): 1993年06月25日
要約:
【要約】【目的】 揮発性メモリーに設定されたデータを不揮発性メモリーに格納している最中にシステム異常が発生した場合に、データを再度設定し直すことなく格納する前のデータを忠実に復元可能にすることを目的とする。【構成】 不揮発性メモリー部(1)は正常時には同一データを格納する第1面(5)と第2面(6)と、第1面と該第2面のいずれが有効かを示すポインタ(7)とを有し、通常の読み出し時には不揮発性メモリー部(1)のポインタ(7)が示す面からのデータを揮発性メモリー部(2)に読み出し、不揮発性メモリー部(1)の内容の書き換え時には、ポインタ(7)が示す面以外の面に対して書き換えデータを書き込み、正常に書き込みが完了したのちに該ポインタを書き込んだ面を指定するように切り換えて、書き込んだ面のデータを他方の面に複写するように構成する。
請求項(抜粋):
不揮発生データを格納するために読み書きが可能な不揮発性メモリー部(1)と、揮発生データを格納するために読み書きが可能な揮発性メモリー部(2)と、該不揮発性メモリー部(1)を制御するプログラムを格納するために読出しが可能な不揮発性メモリー部(3)と、該プログラムを実行する中央処理装置(4)とを有し、中央処理装置(4)がプログラムの指示に従って、不揮発性メモリー部(1)にデータの書き込みまたは、読出しを行うとともに、システム立ち上げ時には該不揮発性メモリー部(1)の内容を該揮発性メモリー部(2)に複写するようにした不揮発性メモリー領域の管理方式において、該不揮発性メモリー部(1)は正常時には同一データを格納する第1面(5)と第2面(6)の2面と、該第1面と該第2面のいずれが有効かを示すポインタ(7)とを有し、通常の読み出し時には該中央処理装置(4)の制御により該不揮発性メモリー部(1)の該ポインタ(7)が示す面からのデータを該揮発性メモリー部(2)に読み出し、該不揮発性メモリー部(1)の内容の書き換え時には、該中央処理装置(4)の制御により該ポインタ(7)が示す面以外の面に対して書き換えデータを書き込み、正常に書き込みが完了したのちに該ポインタを該書き込んだ面を指定するように切り換えて、該書き込んだ面のデータを他方の面に複写するようにしたことを特徴とする不揮発性メモリー領域の管理方式。

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