特許
J-GLOBAL ID:200903025148453746

2回回転Yカット板からなる水晶振動子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-271675
公開番号(公開出願番号):特開2009-100375
出願日: 2007年10月18日
公開日(公表日): 2009年05月07日
要約:
【課題】設計・製造を容易にして振動特性を良好に維持した2回回転Yカット板からなる水晶振動子を提供する。【解決手段】Z′軸及び前記X′軸からそれぞれγ度傾斜して互いに直交する軸を応力感度零軸とし、応力感度零軸の互いに直交する中心から放射状に分割される4つの領域に強勢な振動変位を有する2回回転Yカット板からなる水晶振動子において、応力感度零軸の互いに直交する中心部の厚みを大きくし、中心部から前記水晶片の外周部に向かって四角錐状とする稜線部Pを形成し、応力感度零軸間の4つの領域における、互いに直交する中心から各4つの領域を二等分する中央領域の垂直方向の断面厚みを大きくし、中央領域から両側となる応力感度軸に向かって徐々に厚みの小さくなる傾斜面を形成した構成とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
水晶の結晶軸(XYZ)のX軸を中心にY軸及びZ軸をα度回転してY′軸及びZ′軸とし、前記Z′軸を中心に前記X軸及びY′軸をβ度回転してX′軸及びY′′軸としてなる結晶軸(X′Y′′Z′)の前記Y′′軸に主面が直交した水晶片を有し、 前記水晶片は前記Z′軸及び前記X′軸からそれぞれγ度傾斜して互いに直交する軸を応力感度零軸とし、前記応力感度零軸の互いに直交する中心から放射状に分割される4つの領域に強勢な振動変位を有する2回回転Yカット板からなる水晶振動子において、 前記応力感度零軸の互いに直交する中心部の厚みを大きくし、前記中心部から前記水晶片の外周部に向かって四角錐状とする稜線部を形成し、 前記四角錐状の頂角に対向する底辺を設けたとき、前記底辺に沿った前記水晶片の断面厚みが前記水晶片の中央領域では大きく、前記水晶片の両端側に向かって除々に小さくなることを特徴とする2回回転Yカット板からなる水晶振動子。
IPC (4件):
H03H 9/19 ,  H01L 41/18 ,  H01L 41/09 ,  H01L 41/22
FI (5件):
H03H9/19 B ,  H01L41/18 101A ,  H01L41/08 C ,  H01L41/22 Z ,  H01L41/08 L
Fターム (7件):
5J108AA01 ,  5J108AA04 ,  5J108BB03 ,  5J108CC04 ,  5J108CC05 ,  5J108CC08 ,  5J108FF02
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特開平4-138708号公報
  • SCカットの水晶振動子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-221088   出願人:日本電波工業株式会社
  • ITカットの水晶振動子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-257090   出願人:日本電波工業株式会社
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審査官引用 (4件)
  • 特開昭59-107618
  • SCカットの水晶振動子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-246662   出願人:日本電波工業株式会社
  • 特開平4-138708
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