特許
J-GLOBAL ID:200903025154610160

艶消し塗被紙の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野間 忠夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-331283
公開番号(公開出願番号):特開平6-158594
出願日: 1992年11月18日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 艶消し塗被紙は、低白紙光沢に仕上げているため、印刷後の製本工程等で、印刷したインキが白紙部に転移する問題点があるのを解決した艶消し塗被紙の製造法を確立することに在る。【構成】 艶消し塗被紙の製造に於いて、インキ転移防止剤としてワックスエマルジョン、ポリエチレンエマルジョン、脂肪酸エマルジョンを単独或いは2種類以上の併用により、顔料100重量部に対して0.5〜2重量部、或いは脂肪酸塩エマルジョンを1.2〜2.0重量部、或いは脂肪酸塩エマルジョンと、ワックスエマルジョン、ポリエチレンエマルジョン、脂肪酸エマルジョンのうち1種類以上を併用し、それ等を総重量部数で1.2〜2.0重量部含有せしめた塗被組成物を塗被することにより、高品質の艶消し塗被紙を得るものである。【効果】 印刷後光沢に富み、且つ製本工程等で、印刷したインキが白紙の部分に転移する問題の無い優れた塗被紙を製造し得る。
請求項(抜粋):
インキ転移防止剤としてワックスエマルジョン,ポリエチレンエマルジョン,脂肪酸エマルジョン中の何れかを、単独または2種類以上併用し、顔料100重量部に対して0.2〜2.0重量部含有せしめた塗被組成物を原紙に塗被することを特徴とする艶消し塗被紙の製造法。

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