特許

J-GLOBAL ID：200903025165544127

球状黒鉛鋳鉄の熱処理方法及びこの方法で球状黒鉛鋳鉄の部材を熱処理したデファレンシャル装置

発明者： 石川 泰彦
出願人/特許権者： 栃木富士産業株式会社
代理人 (1件)： 三好 秀和 (外8名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-049493
公開番号（公開出願番号）：特開平8-246044
出願日： 1995年03月09日
公開日（公表日）： 1996年09月24日
要約：

【要約】【目的】 デフケースの摺動部の耐磨耗性を高め、他の部分の切削性を改善する。【構成】 エンジンにより回転駆動される球状黒鉛鋳鉄製のデフケース3の収納孔35、37に摺動回転自在に収納されたピニオンギヤ39、41を介して出力側サイドギヤ17、19を連結するように構成され、各ギヤとの摺動部35、37、59、61に脱炭防止剤を塗布したデフケース3を850°C〜950°Cの脱炭雰囲気中に0.5時間〜2時間保持してオーステナイト化した後急冷し、更に300°C〜450°Cで0.5時間〜1.5時間の焼き戻しを行う。

請求項（抜粋）：

耐磨耗性を高めたい部分に脱炭防止剤を塗布した球状黒鉛鋳鉄の部材を、850°C〜950°Cの脱炭雰囲気中に0.5時間〜2時間保持してオ-ステナイト化及び脱炭処理した後急冷し、更に焼き戻しをすることを特徴とする球状黒鉛鋳鉄の熱処理方法。

IPC (5件)：

C21D 5/00 ,  C21D 1/70 ,  C21D 1/76 ,  C21D 9/00 ,  F16H 48/20

FI (6件)：

C21D 5/00 D ,  C21D 5/00 T ,  C21D 1/70 U ,  C21D 1/76 E ,  C21D 9/00 A ,  F16H 1/45