特許
J-GLOBAL ID:200903025168799703
義足用シリンダ
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡辺 三彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-359927
公開番号(公開出願番号):特開平6-197917
出願日: 1992年12月29日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 下腿フレームの揺動速度に応じてターミナルインパクトを自動的に調整することのできるクッション絞り機構を有する義足用シリンダのを提供する。【構成】 揺動自在に連結された義足の大腿フレーム1と下腿フレーム2との間に設けられたシリンダ5であって、このシリンダ5はピストン12に連設された大径部24がロッドカバー14に設けられた内孔24に嵌入した時に、この内孔24とヘッド側室16とが大径部24内に設けられた逆止弁18aを介して通路18bにより接続し、更に、ロッドカバー14内に設けられた通路50により、ロッド側室17と内孔24とを接続し、この通路50の設けられた絞り52により開口面積を調整する。
請求項(抜粋):
義足の大腿フレームと下腿フレームとを揺動自在に連結し、この大腿フレームと下腿フレームとの間に設けられて、遊脚相時の大腿フレームと下腿フレームの屈曲時に適当な抵抗を与えると共に進展時に反発力を与えこの反発力により大腿フレームと下腿フレームを伸張させる絞り弁機構と、大腿フレームと下腿フレームが伸張する直前に再び抵抗を与え伸張時の衝撃を防止する構成としたシリンダにおいて、前記シリンダは、スリーブの両端にロッドカバーとヘッドカバーとを固定した本体のスリーブ内に、ロッドを固定したピストンを摺動自在に嵌入し、このロッドが前記ロッドカバーを貫通して外部に摺動自在に突出すると共に、ピストンが前記スリーブをヘッド側室とロッド側室とに分割し、前記ロッドには、前記ピストンに連設した大径部が設けられ、この大径部がピストンのロッド側室方向の終端付近前記ロッドカバーに設けた内孔に嵌入する構成とし、前記ロッドには、前記大径部が前記内孔に嵌入したときに前記内孔を前記ヘッド側室に接続する通路を開口してあり、この通路には、ロッド側室からヘッド側室方向を順方向とする逆止弁と、外部調整可能な絞り弁を並列に設け、前記ロッドカバーには、前記ロッド側室と前記内孔の間に下腿フレームの振出し揺動速度に反比例して絞り度合いが小さくなる絞りを設けたことを特徴とする義足用シリンダ。
前のページに戻る