特許
J-GLOBAL ID:200903025169996685

原子周波数標準レーザパルス発振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-358831
公開番号(公開出願番号):特開2000-183430
出願日: 1998年12月17日
公開日(公表日): 2000年06月30日
要約:
【要約】【課題】 従来の原子発振器以上にジッターの少ない超高安定なマイクロ波出力を得るとともに、時間標準と同程度に安定化された繰り返し周波数の超短光パルス列の発生を可能にする。【解決手段】 高周波において非常に優れた低ジッター特性を有する高調波再生モード同期レーザパルス発振器の繰り返し周波数を直接、各種の原子の共鳴遷移周波数にロックさせる。クロック信号周波数と所定の原子の共鳴遷移周波数との周波数差を検出し、誤差信号として出力する周波数差検出手段と、クロック信号周波数と所定の原子の共鳴遷移周波数が一致するようにレーザ共振器の共振器長を変化させる共振器長可変手段と、周波数差検出手段から出力される誤差信号を共振器長可変手段に負帰還する手段とを備え、所定の原子の共鳴遷移周波数に安定化した繰り返し周波数の超短光パルス列(光出力)およびクロック信号(マイクロ波出力)を発生させる。
請求項(抜粋):
レーザ共振器の縦モードの整数倍のクロック信号を抽出し、このクロック信号をレーザ共振器内に設置された光変調器に印加することによりクロック信号周波数に一致した繰り返し周波数の光パルス列を発生する自励型の高調波再生モード同期レーザパルス発振器において、前記クロック信号周波数(光パルスの繰り返し周波数)と所定の原子の共鳴遷移周波数との周波数差を検出し、誤差信号として出力する周波数差検出手段と、前記クロック信号周波数(光パルスの繰り返し周波数)と前記所定の原子の共鳴遷移周波数が一致するように、前記レーザ共振器の共振器長を変化させる共振器長可変手段と、前記周波数差検出手段から出力される誤差信号を前記共振器長可変手段に負帰還する手段とを備え、前記所定の原子の共鳴遷移周波数に安定化した繰り返し周波数の光パルス列およびクロック信号を発生させることを特徴とする原子周波数標準レーザパルス発振器。
Fターム (11件):
5F072AB08 ,  5F072AB09 ,  5F072AK06 ,  5F072HH02 ,  5F072HH05 ,  5F072HH07 ,  5F072JJ05 ,  5F072KK30 ,  5F072PP00 ,  5F072SS08 ,  5F072YY17
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • レーザパルス発振器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-296968   出願人:日本電信電話株式会社
  • 特開昭53-016563
  • ルビジウム原子発振器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-214731   出願人:富士通株式会社

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