特許
J-GLOBAL ID:200903025172359033
フォトカプラ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮越 典明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-331229
公開番号(公開出願番号):特開平6-163977
出願日: 1992年11月18日
公開日(公表日): 1994年06月10日
要約:
【要約】【目的】 フォトカプラの誤動作を防止し、dv/dt耐量アップを図ることができるフォトカプラを提供すること。【構成】 発光素子と受光素子のフォトダイオ-ド及びダミ-フォトダイオ-ドとの距離を同一になるように構成するものであり、図3に示すフォトダイオ-ド(3.1)及びダミ-フォトダイオ-ド(3.2)を櫛状又は渦巻状に形成し、これにより発光ダイオ-ドLED(3.3)とフォトダイオ-ド(3.1)との距離t1及びダミ-フォトダイオ-ド(3.2)との距離t2を同一とする。【効果】 フォトカプラの1-2次間にdv/dtなるノイズが入った場合においても、フォトダイオ-ド(3.1)、ダミ-フォトダイオ-ド(3.2)に各々同一にノイズが印加されるので、ノイズキャンセルが可能となる。従来のt1≠t2のフォトカプラでは、ノイズ耐量として1000v/μs程度の効力しかないものであるが、本発明のt1=t2のフォトカプラでは、3000v/μs程度までその耐量をアップする効果が生じる。
請求項(抜粋):
発光素子を備えた発光側と前記発光素子から光を受ける受光素子を備えた受光側とから構成され、前記受光側は、前記受光素子に加えて受光素子に接続したアンプ回路と、前記受光素子と同一形状、同一寸法のダミ-フォトダイオ-ドと、前記ダミ-フォトダイオ-ドに接続したアンプ回路と、前記各アンプ回路の各々の出力を入力とする差動アンプと、差動アンプの出力信号によりロジック動作するトランジスタとを備えたフォトカプラにおいて、前記発光素子と前記受光素子のフォトダイオ-ド及びダミ-フォトダイオ-ドとの距離t1及びt2を相対的に等しくした構造からなることを特徴とするフォトカプラ。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平4-085885
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特開平2-174154
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特開平2-308576
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