特許
J-GLOBAL ID:200903025172734861

燃焼装置内で発生する有害物質の濃度分布の予測方法および予測方法の記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-334073
公開番号(公開出願番号):特開2001-153353
出願日: 1999年11月25日
公開日(公表日): 2001年06月08日
要約:
【要約】【課題】簡便な方法で、実用燃焼器から排出されるNOx,CO,未燃焼成分等の微量有害成分の排出濃度を予測する。【解決手段】燃焼装置内を2次元又は3次元の複数のセルに分割し、燃料を燃焼させる燃焼装置の設計上の固有データと運転情報を入力条件として各セル毎にガスの流動計算、固体および/あるいはガスの化学反応計算および放射伝熱量計算を収束するまで繰り返して燃焼装置内の温度分布とガス組成分布を求め、さらに火炉内の有害物質の濃度分布を求める燃焼装置内の有害物質濃度分布予測方法において、微量成分の生成、消滅に関わるラジカル濃度を、当該セル中でのCO濃度、可燃物質濃度の総和、可燃物質の酸化速度、COの濃度変化速度、CO2、H2O等の燃焼生成物の生成速度、固体中の燃料が気相中に放出される速度、可燃性元素の酸化数の変化速度、酸素の消費速度、反応による熱発生速度、当該セルの気相空気比、温度等で表現し、当該セル中での燃焼NOx、CO微量未燃焼物質の化学反応速度を計算し、燃焼装置で出口での濃度を予測する。
請求項(抜粋):
燃焼装置内を2次元または3次元の複数のセルに分割し、燃料を燃焼させる燃焼装置の設計上の固有データと運転情報を入力条件として各セル毎にガスの流動計算、固体および/あるいはガスの化学反応計算、および放射伝熱量計算、を収束するまで繰り返して燃焼装置内の温度分布とガス組成分布を求め、さらに火炉内の有害物質の濃度分布を求める、燃焼装置内の有害物質濃度分布予測方法において、個々のセルでの燃焼状態を数値で表現し、前記数値に基づいて当該セル中に存在するラジカルの濃度をもとめ、得られたラジカルの濃度に基づいて当該セル中での化学反応計算を実施することを特徴とする燃焼装置内で発生する有害物質の濃度分布の予測方法。
IPC (2件):
F23N 5/00 ,  G06F 17/00
FI (2件):
F23N 5/00 Z ,  G06F 15/20 F
Fターム (8件):
3K003EA07 ,  3K003EA10 ,  3K003GA05 ,  3K003GA06 ,  3K003HA00 ,  5B049BB07 ,  5B049EE03 ,  5B049EE43

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