特許
J-GLOBAL ID:200903025176300521

孔版印刷用エマルジヨンインキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池浦 敏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-313335
公開番号(公開出願番号):特開平5-125320
出願日: 1991年11月01日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 孔版印刷機用インキは乾燥しにくくしてあり、そのため、常時印刷を行なっていれば1枚目から良好な印刷物が得られるが、1晩又は2、3日放置後の印刷では印刷濃度が高くなり、また、インキの裏うつりが多くなるといった欠点がある。そうしたことから、孔版印刷用インキ(W/O型エマルジョンインキ)には不乾性油、不揮発性油がが使用されている。だが、このようなエマルジョンインキにおいても孔版印刷機内に放置されると、インキ中の水分が蒸発するので水相と油相との比率が変化して油相比率が増え、インキ粘度が低下して印刷濃度が通常より高くなり、裏うつりを生じたり、画像ニジミが発生する、等の不都合が認められる。本発明はこうした不都合を解消した孔版印刷用エマルジョンインキを提供するものである。【構成】 W/O型エマルジョンインキであって、油相の溶剤成分として、蒸留初留点温度が150〜210°Cの揮発性溶剤10〜30重量%及び不揮発性溶剤90〜70重量%からなるものを用いる。油相/水相比率は20〜40重量%/80〜60重量%からなる。
請求項(抜粋):
油相と水相とからなる孔版印刷用油中水滴型エマルジョンインキにおいて、該油相は蒸留初留点温度150°C〜210°Cの揮発性溶剤比率が10〜30重量%及び不揮発性溶剤比率が90〜70重量%よりなる溶剤中に少なくとも着色剤、樹脂、界面活性剤を含むものであり、かつ、該油相/該水相比率が20〜40重量%/80〜60重量%であることを特徴とする孔版印刷用エマルジョンインキ。
IPC (2件):
C09D 11/02 PTH ,  C09D 11/00 PTB
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-161064
  • 特開昭51-104907

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