特許
J-GLOBAL ID:200903025178463525

4サイクルエンジンのオイル噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-224352
公開番号(公開出願番号):特開平9-068042
出願日: 1995年08月31日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】簡単な構造で異物の侵入を防止でき、かつオイル噴射口設定位置の自由度の高い4サイクルエンジンのオイル噴射装置を提供する。【解決手段】オイル噴射装置33はオイル通路から分岐した冷却油通路34に圧入したオイル噴射ジェット35を有し、このオイル噴射ジェットにはその中心軸方向に上流側から主オイル流路39を穿設し、その下流側端部からはオイル噴射口40を外方向に穿設すると共に、オイル噴射ジェットの圧入部37上流側端部は冷却油通路34の内径D1より小さく設定した縮径部42を形成し、圧入部と縮径部との境界付近に主オイル流路と直行する方向にこの主オイル流路に連通したスリット状の副オイル流路43を形成する一方、主オイル流路の内径d1を副オイル流路の大きさW・Lと同等もしくはそれより小さく設定し、かつ冷却油通路内周部と縮径部の外周部との間にできる隙間Sより大きく設定した。
請求項(抜粋):
潤滑オイルの一部をエンジン内に噴射してエンジン冷却を行うオイル噴射装置を備えた4サイクルエンジンにおいて、上記オイル噴射装置33はオイル通路31から分岐した冷却油通路34に圧入されたオイル噴射ジェット35を有し、このオイル噴射ジェット35にはその中心軸方向に上流側から主オイル流路39が穿設され、その下流側端部からはオイル噴射口40が外方向に穿設されると共に、上記オイル噴射ジェット35の圧入部37上流側端部は上記冷却油通路34の内径D1より小さく設定されて縮径部42を形成し、上記圧入部37と上記縮径部42との境界付近に上記主オイル流路39と直行する方向にこの主オイル流路39に連通するスリット状の副オイル流路43を形成する一方、上記主オイル流路39の内径d1を上記副オイル流路43の大きさW・Lと同等もしくはそれより小さく設定し、かつ、上記冷却油通路34内周部と上記縮径部42の外周部との間にできる隙間Sより大きく設定したことを特徴とする4サイクルエンジンのオイル噴射装置。
IPC (2件):
F01P 3/08 ,  F01M 1/08
FI (2件):
F01P 3/08 B ,  F01M 1/08 B

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