特許
J-GLOBAL ID:200903025180589960

アノードでの水分離を含む個体ポリマー燃料電池設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-511303
公開番号(公開出願番号):特表平8-507405
出願日: 1993年10月28日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】個体ポリマー燃料電池発電設備(10)は、カソードに蓄積された水の実質的な部分を出口燃料流(18)へと取り除く。この設備は、酸化剤供給源(54)として実質的に純粋な酸素か用いられる行き詰まり方式での、又は希釈された酸化剤源、炭化水素基酸素含有空気が酸化剤の供給源として用いられる低酸素化学量論(stoichiometry)を用いての、水素/酸素燃料電池(1)の作動を可能にする。この供給方式は、これによって、実質的に純粋な酸素で作動する方式においては、酸素再循環ポンプの必要性を排除し、希釈された酸化剤流で作動する方式において酸化剤流を圧縮する寄生の負荷を実質的に減らす。
請求項(抜粋):
次のものを含む発電設備: (A)水素含有入口燃料流; (B)酸素含有入口燃料流; (C)次のものを含む少なくとも1つの燃料電池を含む燃料電池の積み重ね: (1)前記入口燃料流を前記アノードの触媒活性部分に送るための入口を有するアノードであって、前記燃料流からカチオンを及び出口燃料流を生成するもの; (2)前記入口酸化剤流を前記カソードの触媒活性部分に送ってこの酸化剤流からアニオンを生成するための入口を有するカソード(前記アニオンは前記カチオンと反応して前記カソードで水を生成する); (3)前記アノード及び前記カソードの間に配置されたイオン交換膜であって、前記アノードから前記カソードへのカチオンの移動を促進し、前記入口燃料流を前記入口酸化剤流から隔離するもの;並びに (4)前記アノードと前記カソードの間で電流を導通させる電気流路; (D)前記出口燃料流から水を除いて除湿された燃料流及び分離された水流を作るための水分離器; ここに、前記カソードに蓄積された水の実質的な部分は前記出口燃料流中に吸収される。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/10

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