特許
J-GLOBAL ID:200903025196417425

中間生成物としての白金不含のキレート触媒材料の製造および最終生成物としての電極触媒被覆へのその後の加工

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 矢野 敏雄 ,  山崎 利臣 ,  久野 琢也 ,  杉本 博司 ,  星 公弘 ,  二宮 浩康 ,  アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  ラインハルト・アインゼル
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-555451
公開番号(公開出願番号):特表2008-531245
出願日: 2006年02月20日
公開日(公表日): 2008年08月14日
要約:
白金不含のキレート触媒材料は、たとえば自動車産業における水素およびメタノールの燃料電池における選択的な酸素の還元のために使用される。達成可能な多孔度および触媒活性は、商業的な適用のための製造の際の高温処理の間の焼結効果に基づいて不十分である。従って本発明による方法は、プラズマ反応室中で、不活性なプラズマガスを用いて、遷移金属キレートの分子がプラズマ中で断片化され、かつその後の化学反応において架橋することによって、一方では炭素マトリックスが形成されるが、しかし他方では遷移金属の周辺におけるキレートの基本構造は維持されるようにプラズマ出力、プラズマガス圧、プラズマ初期化および処理時間を選択して、粉末状の遷移金属キレートを低温プラズマ処理することを特徴とする。得られるキレート触媒粒子は高多孔質であり、かつ0.06μmの範囲の大きさを有する。こうして製造された中間生成物は、並行して、または交互に運転される異なった出力の2つの異なった低温プラズマによる組み合わされたスパッタ-プラズマ処理により、特にガス拡散電極への応用において、最終生成物としての電極触媒被覆へとさらに加工することができる。
請求項(抜粋):
遷移金属キレートからなる電気化学的活性中心が埋め込まれた、多孔質の、導電性炭素マトリックスを有する選択的な電極触媒反応による酸素還元のための中間生成物としての白金不含のキレート触媒材料を製造する方法において、プラズマ反応室中で、不活性なプラズマガスを用いて、遷移金属キレートの分子がプラズマ中で断片化され、かつその後の化学反応において架橋することによって、一方では炭素マトリックスが形成されるが、しかし他方では遷移金属の周辺におけるキレートの基本構造は維持されるようにプラズマ出力、プラズマガス圧、プラズマ初期化および処理時間を選択して、粉末状の遷移金属キレートを低温プラズマ処理することを特徴とする、中間生成物としての白金不含のキレート触媒材料を製造する方法。
IPC (2件):
B01J 31/22 ,  B01J 37/34
FI (2件):
B01J31/22 Z ,  B01J37/34
Fターム (47件):
4G169AA03 ,  4G169AA08 ,  4G169AA09 ,  4G169BA08A ,  4G169BA08B ,  4G169BA21A ,  4G169BA21B ,  4G169BA21C ,  4G169BA27A ,  4G169BA27B ,  4G169BA27C ,  4G169BC29A ,  4G169BC29C ,  4G169BC67A ,  4G169BC67B ,  4G169BC67C ,  4G169BE36A ,  4G169BE36B ,  4G169BE36C ,  4G169BE37A ,  4G169BE37B ,  4G169BE37C ,  4G169CC31 ,  4G169DA06 ,  4G169FA01 ,  4G169FB01 ,  4G169FB02 ,  4G169FB06 ,  4G169FB57 ,  4G169FB58 ,  4G169FC02 ,  4G169FC06 ,  5H018AA03 ,  5H018AA04 ,  5H018AA06 ,  5H018BB01 ,  5H018BB03 ,  5H018BB06 ,  5H018BB07 ,  5H018BB16 ,  5H018DD06 ,  5H018EE02 ,  5H018EE05 ,  5H018EE16 ,  5H018HH06 ,  5H018HH09 ,  5H018HH10

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